Jan 2020
新春のお慶びを申し上げます。
2020年は、多くの皆様が感じ取られているとおり、活力があり伸び代の大きな年です。子年特有の小まめにイソイソと動きまわる力の積み重ねが成果につながるような特徴になりそうです。
干支の観点から、子年は新しい運氣のサイクルの始まりです。子年は「子孫繁栄」「ねずみ算」の云われのように、数字や数単位に換算し熱中することは、ぐんと増し増しな進展が見られます。本気でコミットするテーマがあれば、ゲーム感覚でスタートすると良さそうです。
恒例の「2020イヤーリーディング」では、
子年から「新しい自分のあり方」にシフトするクライアントさんが多いように拝見しています。
「新しい」は内側で起こります。その前に終焉に時を要するパターンもあります。
・新しい認識が起こる
・原点回帰
・過去の終焉→からの新しい何かへ
・新しいことを始める
・新鮮な感覚、新たな境地に目覚める
・志をたてる
・いっそのこと生まれ変わる(新しい私の誕生)
・古いも新しいも超越した全体意識
・新しい次元が見えるようになり、飛び込む
・新しい毎日を生きる
「古いパターンで生きている」「望んでいないが古いことを繰り返している」などとお気づきなら、「本物の感覚」を探ると良いでしょう。誰しも唯一無為であること、自他の存在を尊重すること(よしあしでなく)、生きている/生かされているのかもしれないこと、を実感する時を持つ・・・
すると、 「本当は重要でないことを、さも優先しなければならないと信じているか」 「大切なものを見えなくさせている上べの価値のために、葛藤や迷いを起こしているか」 など、徐々に気づき始めるでしょう。
「開眼」とは、「物事の道理や真理がはっきりわかるようになる。覚醒する」といった意味であり、仏教では仏像や仏画を創り最後に目を入れて仏様の霊を迎えることです。
開眼するにはどうしたらいいか、つまり「自分の人生に起こっている様々なことについてどうとらえ、どうしたらいいのか〈わかる〉ようになるには?」と常々気にかけている方は、精神世界、魂・霊的な真理にご興味を持っていらっしゃいます。
「2020イヤーリーディング」では「なぜ、このことについて悩んでいるのか?なぜご相談にいらしているのか?」を、意識の深い層に入り込むようにして読ませていただきます。そして、そもそも、核心から外ずれていることを論点にし、現象のひとつを問題視しているケースが非常に多いようです。
周りには、気を散らして余所見をするような、開眼を曇らせるような、はたまた開眼に似通った方法などが雑多にあふれています。それらは、一時的に魅力的で楽しく、勉強になり、元気にすることもしばしばあります。
しかし、本物のあなたが目覚めたとき、それら雑多な中から、選び取るものをしっかり見極めて選ぶことができるでしょう。ちなみに開眼には層があり、目覚め覚醒した先に、新たな開眼があります。
2020年は、多くの人たちが本物の自己として動き始めるでしょう。個性や個を清く尊重すると、希望や目的が明らかになり、進む道を明るく照らしていきます。本物ではない者、本物である必要がないことは、だんだん暗く消失していくでしょう。
志麻絹依
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