2020 July
こんにちは。志麻の 今月のメッセージ です。
キーワードは「魂」から発する目的です。転換期や節目のときこそ「魂」の声に従うべし!
メッセージは、文字と音声でお届けしています。音声でお聞きくださるときは、音声バーの再生ボタンをクリックなさってください。
「もう下半期、早いですね」と例年のように申し上げたいところですが、今年は、早いの遅いのよりも、この7月から新しい何かを越えていくことになります。
何かとは、感覚的なものだったり、具体的にやり方が変わるとか、システムが新しくなるとか、本人や関係者にはハッキリわかるはずです。むしろ、ココにくるまでの数ヶ月のほうが、わさわさ落ち着かない時期でしたからね、今のほうが腹をくくって、ちょっと後押しがあれば軌道に乗れていけるので、心持ちは楽かもしれません。
今年前半の毎月メッセージは、新型コロナウィルス関係のお話を取り上げることが多かったですね。今月はこれに限らず、ご自分や社会環境に乗り越える課題があるとか、転換期を意識された方に向けて、お伝えしたいと思います。
キーワードは「魂」です。
精神世界、スピリチュアルが好きで、日々の生活や人生観の中で「魂」「精神」「本質」を意識されている方は多いと思います。しかし、あんがい「テイ」なことが多いのかなと、感じることがあります。「テイ」とは、そういうフリとか、体裁であるとか、見せかけの組み合わせのようなことです。これはご自分がよく知っていたり、身近な人が見破っていたりします。人は案外表面的なことはうまくごまかせるのですが、魂とか本質は「テイ」が効かないんです。
自分で自覚するには、ふだんの日常で、本心と、行動や身の回りに起こることに一貫性があるか?がポイントです。「テイ」の場合、本心の思うとおりにいきにくいことが多いです。また、物事の結果やなりゆきにばかり重きを置くときも、見せかけ優位な状態です。
ここ最近は、「目的」を持って生きることが大事だと言われるようになりました。何をやるか、どうやるか、よりも、なぜそれをやるのか?という本質です。これはとても的を得ているのですが、どうやらマインドや頭で見つける「目的」と、魂から発する「目的」は同じとは限らないかもしれません。マインドや頭が掲げる「目的」は、自分に結果を求めるところが大事になります。よく言えば主体性があり、しっかり自分を持って、能力を発揮し満たすことが望まれます。
一方、魂から発する「目的」は、あなたは「生きようとする前に、生かされている・・・がゆえの使命や働きがある」という観点から発しています。たとえば、創造主や神様によってこの世に生命を受けた「あなたの人生」で体現することがある、という具合です。そのプロセスには、あなたの親御さんの元に生まれて、今まで活きてきている表の地図があります。
では、何を以って魂から発する「人生の目的」を為すのか?どんな職につくのか、などはあなたの全く自由なのですが、その手段を介して果たす使命・目的は、魂から発しています。また何かを為しとげるより、プロセスやあり方が中身です。
人それぞれの魂年齢があり、今はまず世俗の中で「目的」を果たすことが魂の土壌づくりになる人もいます。人生の中盤以降になり、この人生のなかで魂の目的に移行する生き方の人もいます。一方、身体の年齢が若いうちから、魂の目的が人生の生きる軸にあって、生きる人もいます。
クライアントさん方を拝見すると、「魂の目的」に沿って、今の人生を生きる方が楽で、道筋に沿っているように感じています。ところが、世間のさまざまな影響からか、マインドや思考の求める目的に従って生きなければ生きていけない!と錯覚をしている方も少なくありません。
目的に優劣や、・・・すべき、すべきでないは、無いと思います。そこは自由意志ですから。ただ、ご自分の日々のあり方、これからの活き方に疑問や行き詰まりがあるなら、魂の目的からご自分を眺めてみると、あなたにとっての「本当のところ」が感じられてくると思います。
特に、難関、試練、チャレンジ、転換期にあるときは、「魂の目的」から発しないと、乗り越えて、前進できません。逆にいえばそういうタイミングなら、魂ベースの活き方をするGOサインです!
ちなみに、魂には、時間や歳月のルールは当てはまりません。そういうタイミングはいつもグッドタイミングです。 また、魂から活きるなら「恐れ」や「不安」に必ず勝ります。なぜなら、魂は結果を憂えることもなければ、そもそも勝ち負けなんてないのですから。表面的な、あるいは一面的な「結果」を求める「目的」に惑わされなければ、人生に勝ち負けはない、そんなふうに感じます。
この下半期に、なにかを終えて新しくスタートする方、大きな山を越えて次に向かう方は、ご自分の魂(本質)に沿って、自信をもっていきましょう!