今月のワークショップは「覚醒」
オンラインワークショップのご参加にだいぶ慣れ、内観ワークが比較的得意な方々がお集まりのようでした。みなさま、漠然と「覚醒」に対する結果をイメージしたり、ご自分のビフォー・アフターを想定されていたようです。「覚醒する」と告げられたら、どんな状態を想像しますか?
「覚醒」は文字通り、目を醒ますこと。国語辞書で調べたり、昨今さまざまにあふれるスピリチュアル情報を検索すれば、すぐ見つかると思います。たとえば、通常の意識・思考と比較したら、「悟りや境地に至る」高い意識、「波動が高い」「活性している」状態。覚醒する方法も、たとえば瞑想や修行のようなことから、ちょっとした日常の心がけや、逆に非日常がもたらす目醒め方などがあるでしょう。
今回のワークショップは、少しエッジを利かせたマニアックなテーマで「覚醒」をおこなっています。というのも、多くの人々が(一般大衆の基準で)すでに「覚醒」した状態になっています。物理的な目に見える世界のほうがすでに目醒めた状態にあり、精神や意識のほうが、思考や慣れ親しんだ価値観の影響で遅れをとっているか、「覚醒」することに抵抗しているような具合です。
しかも「覚醒したらこんな感じになるだろう」といった思い込みがあり、これも既に口火を切った覚醒状態を気づきにくくさせているようです。
よってワークショップの体験は、想定していた「覚醒」よりも地味な体験であるように感じたり(笑)意識が目醒めるために眠くなる・寝落ちるといった方もいらっしゃいました。疲労や寝不足でないのに、エネルギーワークで寝落ちる理由は、顕在意識やふだんの思考が蓋になって抵抗しているため、ご本人の自動機能が眠らせるようですね。体験後に、顕在意識や思考が覚えていないのでガッカリでしょうが、トータルなご自身からすれば理に適っているのかもしれません。
概ね想定できてはホンモノの目醒めに及んでいない?という訳で、ガチな覚醒は想定外のようです。
今回も感想とご質問から、このコラムでご回答をしてまいります。参加されていない方にも、何らかのヒントになれば幸いです。
これまで参加させていただいたワークショップに比べて、「覚醒」では頻繁にエネルギーが動いたように感じました。その割りに、あまり映像では見えにくい体験が多かったです。「反応は人それぞれです」と先生が言われていましたが、覚醒とエネルギーの動きが活発なことに理由があるんでしょうか。
ふだんと体験が違ったということが「覚醒」と感じます。イメージを視るか、感覚を感じるか、音や声を聴くかは、私たちのふだんの五感と同様の「内在する五感」が働きます。ここは時間や場所の制限がないため、内在する五感がよく働く人は、直感タイプ、霊感が強い、などと言われます。覚醒を体験したことで、未使用であった機能が活発になり始めたのでしょうね。肉体に対してエネルギーが活発に働くと代謝があがるように、肉眼で見えない体(エネルギー体・エーテル体)に気の働きかけが活発に起こると、感度が上がります。
「今回のワークはあまり寝落ちはしないでしょう。」と言われた傍から寝落ちしてしまいました。 寝ている間もちゃんと体験していると度々聞いていますが、普通寝落ちしないワークで寝てしまうのはどんな理由が考えられますか?
すでに覚醒している状態に対して目醒めて気づく運びでしたので、寝落ちは少ないと思いきや(笑)睡眠不足やお疲れが原因でないなら、ご自身の過去への思い、期待、先入観、価値観など、影響を強く与えてきたものにより、寝落ちになった可能性があります。しかし、きっとほんのわずかなひと時と思います。ずっと深く寝落ちていたわけでなく、実際にはイメージ、気づき、感覚を体験なさっていたとしても、更に深く意識が入ったときに忘れてしまう、というケースもありますよ。
「寝落ちは(意識の)抵抗」とか、ブロックと言われるのが定石です。しかし、それは寝落ちてはいけないとか、体験に失敗した、という意味では無い、と私は考えています。少し解釈が入りますが、このワークショップの体験中のことではなく、ふだん、そのテーマに対してあなたが「寝ている」「眠っている」ということを示唆しているのかもしれません。
内観ワークや精神世界には、本来、良い・悪いという現象はありません。ただ、あなたに気づかせようとする、という優しくも自立的な立ち位置から、忍耐強くあなたに寄り添っていると言えそうです。
全部ではないですが、ワーク中、エネルギーが動く感覚はあるんですが、意識や思考が動いていない、というか定点観測みたいな感覚でワークを終えました。以前と違う 感じがなんとも言えず不思議なワークでした(^^;; またテーマから逸れてしまうのですが… 最近、グラウディングを意識しても以前のように根を下ろしている感覚がなく、かと言ってフワフワしているわけでもない、という不思議な感じがあります。 自分の感覚が退化しているのか、進化しているのか戸惑っています。
意識や思考が動いていない、定点観測みたいだ、ということに気づいていらっしゃる・・・ということは意識や思考(微妙に体験後のアンケート時に思考が働いたかもしれませんが)は作動されているようです。しかし、ふだんとは異なる、新しい意識、レア思考だったのかと思います。ストレスを受けがちなマインドの働きが弱く、覚醒することで、意識と思考のキャパシティが拡大したのかもしれません。(または日頃の意識が狭まっているのか?)
ケースバイケースですが、グラウンディングのときのフワフワした感覚は、今のタイミングの場合は意識の移行期のように感じます。やがて落ち着いていくでしょう。
珍しく、ワークショップが難しいと感じてしまいました。
最近、自分のエネルギーが復活してきたせいか、職場でエネルギーが重いと思われる人達にすがられる事が続き、昨日は覚醒が辛い、難しいと感じたのかもしれません。質問ですが、前向きに過ごそうとする時に、人の悪口や愚痴を言ってくる人に足を引っ張られます。それは、何故でしょうか。
私が、そうなると他人から怒鳴られたりして嫌な思いをするのに、その人達は、何故他人から怒鳴られたり、注意をされないのでしょうか。
これまでも似たような経験をされていると思います。しかし、今回のワークショップのテーマが「覚醒」とあっては、この状態は本当の意味で目を醒ますことを促しているのかもしれません。見えている世界、感じる状況は、自分の意識や漫然とした思考が創り出していることはしばしばあります。目を醒ますことに時間やプロセスを要しても大問題はなく、むしろ確実に醒ますまでは、さまざまな工夫を凝らしてご自身に気づかせるきっかけが起こってくれるでしょう。
コツをひとつお教えするとすれば(今までもお伝えしておりますが)、覚醒はよそ見をしていると余計遠のきます。気になる他人の発する悪口や愚痴ではなく、また、前向きに過ごそうとする以前に、注目し集中すべき対象はご自分自身です。
旧い景色(意識的)で最近気づき始めた事が浮かびました。それは「親の影響=父親の働き方」です。今一番クリアにしたい、「核心」って感じものです。 その後は残念ながらウトウトの連発で、今回の「覚醒」は何故かとても期待値が高かったので、ガッカリ感がハンパないです。(泣&笑) ようやく最後の「時の歪曲と修正・覚醒」で1つ体験しました。(しかも最後の最後・覚醒した後です。(笑)) またまた父親が登場して、私は父親とあまり仲が良くないのですが、とても柔らかな空気を感じました。私が「もう行くんだよ」と言っていたのが気になって「どこに?」と聞いてみました。 どうやら行きたいと思っている海外のようでした。
「覚醒」は言葉としても期待感が増しますね(笑)あんがい自分の気づきに対して過小評価してしまうことがありますが、「父親の働き方」「父親が登場」という部分は「覚醒」が故の反応でしょう。いつもより深い意識、または高い波動に触れると、重たいものや過去の課題がふっと浮上することがあります。また、そのお父様の影響に囚われないためにも、ウトウトの連発に入った可能性はあります。
「旧い景色」 ペラペラの写真のような印象。すでに終わった感があった。高校時代に通っていた町が出てきて「偽の青春」という言葉が浮かんだが、光を当てると花びらが舞った。 「4つの覚醒」 肉体→下半身の浮腫と腰の硬さが気になり、意識を向けると栓が取れ水が抜けていき、身体が軽くなっていった。 愛→上半身。水が豊富な美しい泉があった。光を当てると胸郭が広がり、力が抜け肩が下がった感覚があった。 喉→ワーク前から喉が大きく窪んでいる感じで苦しかったが、ワークを進めると楽になり窪みがなくなった。 直感→メモリ70くらいで出力を抑えている感じ。
体験ごとに、素直に意識が移行していたようですね!きっと「覚醒」に対しても自然に委ねられたのでしょう。
途中意識が飛びながら眩しい光を感じる。なかなかワークが終わらないなと思ったらPCが突如更新作業に入ったためワークの終了が分からず(お騒がせしました) 「時の歪曲」 一昔前へ戻ったら胸が潰された感覚があり泣きそうになった。戻ってくると軽くなった。未来へ行ったら、透明な車に乗り大自然をドライブしており、開放感があって気持ちがいい。視界が明るく広がる。 時間の進みは自分次第で速度を変化させることができるようだ。 終了後は心身共に軽くなり、視界スッキリ良好でした。
オンラインでお使いのPCが、まさかの覚醒反応を起こしたのかもしれませんね(笑)根拠はありませんが、エネルギーワーク中や、氣に冴えているとき、電子機器、電化製品、通信状態はよく反応を起こします。
いつも楽しいワークをありがとうございます。 また参加したいです!
お愉しみいただけてよかったです!毎回のテーマや、ご自身のモードにより、楽しかったり、難しかったりとさまざまでしょう。
またワークショップ中や直後の感覚や感想と、数日ー数週間ー数ヶ月ー年で変化してゆくことがよくありません。
「覚醒」オンラインワークショップは7月21日(火)他開催日があります。リアルにご自分で体験してみたい方はぜひご参加くださいませ。