8月お盆の時期開催させていただいた「ご先祖様・魂を偲ぶ」ワークショップにご参加いただき、ありがとうございました。
10年近く春や秋のお彼岸、お盆などにリアルで開催していますが、今年は初オンライン。霊的なワークが行えるかどうか試作でした。おうちやご自分の場所から体験されるでしょうから、盛り塩や日本酒なども各自でご用意いただきました。
今までにヒプノセラピーや、オンラインでの体験会などに参加してくださった方は、遜色なく体感・体験ができたようです。そもそもワークショップ参加とオンライン体験が初めてに近い方々には、少し難しい会だったかもしれませんね。
今回もアンケートや個別メールでコメント、感想、ご質問などいろいろ頂戴しました。ご回答を兼ねまして、多少のウンチクや体験のコツ、反応の意味などをお伝えさせていただきます。
「たぶん頭で考えてしまっている質問です。ご先祖様と対話することが魂を磨くことになるのはなぜですか?スピリチュアルな方々は、お墓参りやご先祖様に手を合わせることが運気を良くするとおっしゃいますが、それは喜ばれるからでしょうか」
いろいろな言い方はありますが、ご先祖様・ルーツを思うこと、手を合わせて尊ぶことは、他ならぬ自分自身の存在や価値を見つめ、認め、尊ぶことに相通じます。肉体を持って生きる領域では、相手・自分という境界があるように見え、相手に対して行うことと直接自分に対して行うことは違うと認識しています。
一方、霊的な世界、肉体というカタチを表す本質の世界では、相手も自分も相通じています。ルーツを通して自分の存在を尊ぶ、価値を感じる、ということは、自分の魂(本質)を元気にし晴れやかにします。そういう現象を魂を磨くとか、運気を拓くと言います。気の通りがよくなり、気持ちがよくなるからです。
もっとも、肉体のある領域でも全く同じです。相手に対して相手を思ってやること、示す態度は、自分に対してそれらをやっているのと同義です。倫理的・道徳的に言うなら「人の喜ぶことをやりましょう」「愛されたければ相手を愛しなさい」などという格言になるでしょう。それらが習慣になり自然に身についていくと、それこそ「倍返し」です(笑)
「みすぼらし格好の数人の見知らぬ人達はこちらを横目で見つめるだけでしたが、近くに学生服のような服を着た若い男性が白いボールを持って遊んでいて話しかけられました。姿が対照的だったので不思議な感じでした。意味はよくわかりませんでした。」
意味を理解する必要は無いような体験なのかもしれません。このようなワークに慣れてきたら、その体験中に、心の声で「この対照的な姿は何を象徴しているの?」と尋ねてみましょう。ふっと、応え(正解の答えではなく、反応としての応え)が返ってくるでしょう。しかし、問うてみても反応がなかったり、わからないままの場合もあります。このような体験は頭で考えるより、ハートや感覚で感じることがプラスになります。
なお、こちらの文面からは、ご自身にはすぐに選択できる物事や生き方があることを示しているように感じます。二択とは限りません。そして、どちらが正しいのかも決まっていません。ご自身が心から望むほうを選ぶ、決めることが肝要なようです。
「めったに笑わない父と祖母が笑って見えたので、ほっとしました。たぶん、良いことだと思いました。人生はゲームだとか、修業だとか・・と言われたような気がした」
今まで、そして今もいろいろ問題や苦があるように感じていらっしゃるのかもしれませんが、過去に比べてかなりご自分を肯定し受け入れてきていらっしゃるのではないでしょうか。堅い言葉でいうなら「自己肯定感」が上がったり、ご自分に対して以前より優しくなったり、「こうあらなければ」という考えが少しずつ緩んできているようです。滅多に笑わないご先祖の方が笑ったり喜んでいるような表情のとき、ご自分の長年の努力や苦労が年季明けしていることを改めて教えてくださっているようです。
「ヒーリングエネルギーを送っても、あまり変化がないのですが、回数が足りないのでしょうか?送り方に、キモでもあるのでしょうか?送るとき浴びせるのかなあ?順番はどれから送っても好きなようにして良いと思いますが。無心が大事なのかなあ?」
「エネルギーを送る」という言葉から、とかく物を送るような気合が入りがちですが、そういう負荷や念力は不要です。特にヒーリングは、受けて側の自由意志があり、あちらがその波長と合えば受け取る、という具合です。おっしゃるとおり「無心が大事」であり、厳密に無心であることは難しいようなら、一般の人が宅急便を送るような感覚が気楽でよいかもしれません。送り先に送ったら、あとは業者さんにお任せですよね。ありがたいことに、殆ど流通は正確ですから届くことにそれほど心配はしないと思います。また、もし自分がエネルギーを送ってもらうとしたら・・・と少し心遣いを加えてみるのはよいでしょう。回数や順番なども親切で妥当なものになるでしょう。
変化があるか、ないかは、いろいろなことが有り得ます。
あえてご質問の印象から、よくあるケースとして。相手へ向けたヒーリングが届かないとか、相手にヒーリングの変化を感じないときは、自分自身をヒーリングすることです。ヒーリングは癒すこと、元気になること、手放すこと、笑うこと、自然と繋がる(自然の中で過ごすなど)、などなどです。
「昨年11月に父が亡くなったので、もう少し父が出てきてくれることを願っての参加でしたが、あまりそういった感じはなく、ちょっとがっかり、した面もありましたが、セラピーの前に不思議な体験がありました。
東京駅に到着したころには新幹線の窓にびしびし、雨が打ち付ける音が聞こえるくらいの、滝のような大雨。小さな傘しかもっておらず、どうしよう?と思ったのは杞憂で、新幹線側から反対側の丸の内側に出たときには、不思議なくらいに晴れ渡っていました。あの長い駅構内(外の光がはいらない)を歩いてきて、突然、光の世界に飛び出した感じ。。。
あまりにきれいな光景に、写真をとっていたら、輝く夕日がまるで人だまのように写り、びっくり。
さらに振り返ると東京駅に巨大な虹が・・・
濡れたアスファルトの地面に夕日が反射して、まさに「この世のものとは思えない」、素晴らしい風景でした。
この光景は父がプレゼントしてくれたもののように思い・・・自信と、エネルギーがメキメキ湧いてきて、それはずっと続いています。ワークの時には眠りこけて集中できませんでしたが、参加を決めた途端に、こういった流れが組み上がっていったように思えます(参加も迷っていましたので)」
直接関わりの深いお父様は、現実レベルの部分で波長がより合ったのでしょうね。微妙なもので、「会いたい」という思いや感情は、言葉を越えた波長が合えば叶います。それは道端でバッタリとか、意識の世界で再会できるという具合です。コメントを拝見する限り、あなたの中で常々「これはこうしよう」「こうなるために何をしたらいいのか」「こうならなかったら残念だ」といった」心の忙しさがあるように感じます。
「結局、すべてのタイミングはうまくいっているんですよ!」ぐらいの感覚で過ごされてみてはいかがでしょう。もうそういう境地で過ごす準備は整っていらっしゃるのではないでしょうか。起こったタイミングがちょうどいい!(笑)ぐらいに。
文章からも伝わってくる虹の美しい光景、ワーク時に眠ってしまった(日頃の葛藤やあれこれ考える思考をOFFにしている)などと伺うと、状況は整っていて、あとは古いやり方やこだわりを無くせばよいだけのようです。
その後のメールに書かれていたお父様のメッセージ「自分のことに集中しなさい」は、まさしく、集中すれば雑多なとらわれから自由になります!
ワークショップの前後を含め、意識をストレッチ(柔軟体操のような)してくださった様に感じます。
「「ルーツモダリティ」と「魂の人と対話」の体験では
黄泉の国に渡るための川のワーク?では現実に生きている奥さんが出てきたので、奥さんがあの世に行ってしまうのではないかという心配や不安が出てきてしまった。奥さんへの依存なのかもしれません。。波動が上がるワークなのに不安を感じながらも途中は寝てしまいましたが、何か予兆?なのかそっちが気になってしまいました。生きている人が川の向こうから出てきたことになにか理由があるのでしょうか?」
体験の後に思い出すと気になりますよね。まず、現実において奥さまが今あちらの世界にいってしまうことはありませんので、ひとまずご安心ください。近しい人や気持ちの通っている人が逝くお知らせのときは、むしろ自然な感覚でそれを受け取るか、胸騒ぎのような体感(特に子供に対してなど)があり、感情的な不安とは少し違うようです。
体験中の奥さまの反応からすると、依存というよりコネクション(絆+縁+繋がり)はお強いのかもしれません。そういう意味ではどこにいても相通じているものがあるので、現実レベルでの生活、仕事、行動、考え方などなどは、もっとお互い自由にしても良いのではないか?という投げかけにも感じられます。
今回奥さまがまるであちらの世界にいるように視えたのでしょうが、霊的な世界の住人(または住人として)と遭遇するときは、自分自身をもっとしっかりよく見つめて、あなたらしさに気づき、あなたらしく生きるときですよ・・・といったことを示唆しています。なんだか詩的ですが、要するに、人生の目的、大切にして生きていきたいことを感じていく時期です。いわゆる内なる転機や節目です。
多くの人は、スピリチュアルに関心を持ち何かの応えを求めるときは、生き方を新たにしたいとか、自分の半生に対して正座をして眺めるような時だと思います。
知識やテクニックのようなスピリチュアルではなく、あなた自身に正座して向き合うことが本来求めていらっしゃるスピリチュアルの応えのようですよ。
★家族・家・家系のヒーリングと浄化
家族は亡き両親をと思いイメージしたら、両親とともに父方、母方双方の祖父母が出てきました。特に父方の祖父が出てくるのは初めてだったので驚きました。 ヒーリングと浄化をすると美しい色の砂になり消えていきました。胸から肩にかけて暑かったです。 家は今まで住んできた家をイメージ。こちらもヒーリングと浄化をするとゴールドの光になりました。特に背中が暑かった。 家系は親族の苗字を思い浮かぶだけ出してそれらをヒーリングと浄化。だんだんと色が薄くなっていき、消えていきました。 少しの眠気と足元に風がきました。
★ペインソウル
今までの痛みや傷に対して。 右の横隔膜付近に太い鎖が。鎖は一部腐食していて肋骨に張り付いて苦しかった。どうやら居心地が良すぎて出ていくのを忘れていたそうです。青い光を送ると溶けていきました。最後はきちんと弔えてよかったです。
★ルーツ・モダリティ
川を渡ると大きなお屋敷。中に入ると宴会中。クラッカーが鳴り大歓迎されました。 どうやら私に会いたいという世代を超えた2、30人がいたようです。(父方の◯◯家)顔はぼんやりでしたが今の時代の服装のため、普通に親戚の集まりのようでした。人数が多いため話らしい話も出来ず帰ることになりましたが、お小遣いとたくさんの果物をお土産にもらいました。
★泉のワーク
泉では羽根をもらいました。 心がどんどん軽やかになる羽根だそうです。また羽根をよくみるとペンになっており、豊かなアイデアももらえるようです。
今ご自身に必要な体験をコンプリートされましたね!少し時差はあるでしょうが、ふだんの実生活のなかで体験の照会ができそうです。体験をシェアいただきありがとうございました。
時間のわりにワークが多く、みなさまお疲れさまでしたね!
今後もご興味やニーズを感じるワークショップに、ぜひご参加ください!
ありがとうございました。
オーディオセラピー【ルーツ・モダリティ】
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