梅や早咲きの桜が咲く頃、イヤーリーディングの終盤組の方々のセッションが終わります。「ペースは人それぞれ」ですから、2020年の始まりが春節移行の場合もよくあります。
今年も興味深く、オモシロイ情報をたくさん拝見しました。その年や時流による傾向があります。セッションが落ち着いたところで、広く参考になりそうな「情報」をシェアさせていただこうと思います。ご自分に合点のゆくところだけ、どうぞご参考に・・・
例年、その年の「ハイヤーセルフからのメッセージ」をリーディングさせていただくのですが、今年はいわゆる「メッセージ」らしき文言がある方よりも、ハイヤーセルフ=あなた(ご本人) という構図がとても多く見受けられました。
ご存知の方も多いでしょうが、念のため簡単に解説します。
ハイヤーセルフ(Higher-Self)は文字通り、高い(高次意識)自己です。じゃぁ、低い(低次元意識)自己、ローワーセルフ(Lower-Self)もいる前提です。
ひと頃「意識高い系」というチャラカシが流行りましたが(笑)
ハイヤーセルフとは、精神世界・スピリチュアルでは、宇宙など大きく全体を包括したところの意識になります。健やかなハイヤーセルフは世俗の欲や、自己を苦しめることになる自我・欲の影響を受けないところにあります。不安や心配はもちろん、怒り、憎悪、悲観、悲嘆、妬み、嫉み、恨みなどは、比較して低い意識になります。これらを物理的な高低で計るなら、確かに、高い意識は比重が高く、軽く、広がりがあり、低い意識は低く、重たく、狭くなります。
それらの意識が、私たちの言動に現れます。
波動が低いと、窮屈で狭くなり、上がると広がりおおらかになります。音に高い、低いがあるのと同じ理屈で、倫理的な良し悪しというより、そういう状態の特徴があるわけです。状態・特徴といっても、私たちが生きる日々の人生で、低い意識にばかりいると、具合は悪くなります。極端に肉体や物質より高い意識、つまりハイになりすぎても、ヤバくなります。
ケースバイケース、その方の持ってうまれた気質・資質・体質、後天的な影響、本人の意志により、意識は上がりも下がりもしています。日々、1日の中でも多少変わるものです。
ハイヤーセルフとは、あえて、普段は下がりがちな意識に対して、自己の本質である状態の意識を示しています。チャネリングができる、霊がみえる、特定の領域について能力が長けている、天使の声が聞こえる、啓示を受けた・・・などが高い意識でハイヤーセルフと繋がっているとは限りません。何かができる、優れているという物差し(これらは、案外、世俗的なのです)とは、また別の次元尺度での、高次意識です。
ざっくりご説明すると、リーディングでお会いした方々には、今年はハイヤーセルフとご本人と一体化(統合)していく方が多いようです。
低い意識から、高い意識のほうは、ほとんどよくわかりません。しかし、高い意識から、そこより低い意識のことはわかります。わかる、わからないにせよ、お互いの関わりは自由です。ただ、いわゆる”波動”が異なるので、あまり用事はないと思われます。
意識というのは、分散すると消耗し、弱まり、本領を発揮できません。高い意識になるほど、分離はなくなり、全体、ホールネス(ワンネス)になります。たとえば、高い意識は低い意識を認識しても、さして否定しません。
もし上から見下すようなら、高い意識だと錯覚しているのでしょう(笑)なぜなら、ホールネス(ワンネス)は、高いも低いのポイントにも囚われないはずですから。
我、我たらしめるとき、(←自分が自分である所以)
ハイヤーセルフと共にいる、生きていると、明らかに分離している頃に比べて、安心感や落ち着きはあります。
周りの出来事に一喜一憂せず、むやみに不安や心配する必要がありません。
自然に、ふっとわかる・・・ことがおこります。
今、大事なことと、そうでもないことの違いは、ハッキリわかります。
かつての無駄や無理がないため、おのずとタイミングがよく、運気よくなりますが・・・それらは自然なことなので、あまり気に留めないでしょう。
世俗、社会では一般的な善悪・良し悪し・特定の基準価値は認めるにせよ、そこから理に叶った観察と解釈が可能になります。
さらに、ハイヤーセルフと共にあるあなたは、関わる多くの人たちも、その人たちがハイヤーセルフと共にあるような状態、タイプです。平易にいえば、「自分をしっかり持つ」と、まわりも自分をしっかり持っているし、お互いが融通を利かせる必要があるなら、そのあたりのさじ加減も臨機応変に交わります。
あなたの気質(エネルギーのタイプ)によっては、動物、自然界、事象、流通、経済、健康、などなどの分野でハイヤーセルフの働きが活発になります。
たとえば、どうやら私の場合は、人の意識(生死を問わず)に関わるところで、ハイヤーセルフは活発なようです。おまけで、お天気や自然現象に対しても、やや得意な感じです(笑)
というわけで、ハイヤーセルフはどこにいる?・・・もう、おわかりですね!
とはいえ・・・これも一つの見解です。