並行宇宙に在るパラレルライフ(並行人生)は、一体どこにあるのでしょう?
今さら聞けないかもしれないのですが、過去世(前世)は、一体どこにあるのでしょう?
進化した人類が後にどう定義するかはわかりませんが(笑)
現在の私たちの知性が理解するレベルで答えるとすれば、文字どおり、身体を持って生きているココと同じところです。
ココは、一般的な感覚でいうところの身体や物が存在しているエリア(空間・領域)です。
このエリアは、肉体を所有する私たち人間にとって、仮に3次元で認識する空間や領域です。
ちなみに、大きい数字の次元からは、小さい数字の次元を十分認識できます。
しかし、その逆はほぼ不可能と言われます。可能性としては、違和感や夢のような曖昧模糊な察知に留まるようです。
このなじみある3次元にだけを世界だと思っていると、それ以上の次元に起こっていることはわかりません。別の事象があることさえ思い付かないでしょう。
次元の話に限らず、一般的に、自分が全く知らない業界のことは、関心がない以前に、意識的に関わることは少ないでしょう。でも、実際には、その業界と繋がり、いろいろお世話になったり役立てているのかもしれないのですが。
宇宙意識で言うところの、3次元意識とそれ以上の高次意識のリンクも同様です。
並行宇宙は、3次元で認識する(縦・横・高さの世界がベース)場と、同じところに在るようです。ほぼ在ると断言したいのですが、少しボカします(笑)
なぜなら、3次元から話をしているからです。断定しきれるものが強いのは、3次元の特徴です。
このところ、全体的な地球上の意識波動の上昇で、地球住人の意識行動が顕著に大きな数字の次元のほうへ移行していますね。すでに移行のレールに乗っているものは、とてもスムーズで早く、追い風に煽られるほどです。
一方、移行レールに乗らず、どうやら脱線しているのかな、という事象も、目下、世界のあちらこちらに在りますね。
でも、まだなんとかなる猶予期間ですので、挽回を見守りたいものです。レールという鉄道的なイメージではなく、ワープなど奇想天外な方法によって、移行するケースもあるでしょう。
ところで、人間の脳は、非常に宇宙の基本構造と似ていると、さまざまな研究者が研究を進めているものです。
たとえば、脳視神経の網目は、銀河系のダークマターの性質に似ているなど・・・
エネルギーワーク(ヒーリング、アクティベーションなど)や、身体や運動能力や創造能力によって刺激を受けることにより、脳内の働きが活性したり、古いもの(プログラムやルール、使い方)が取り除かれるものです。
これら作業により、3次元の主として肉体を持って生きる人生と、多次元の並行宇宙における人生が、うまく調和し、さながら相互に協調しながら、連動人生?を活きることが愉しめます。
メタバース、ならぬ、マルチ人生ですね(笑)もっとも、すでに、肉体レベルの機能を用いたシステムの恩恵で、2つ以上の人生観・体験感を楽しんでいる方が増えていますが。
さて、並行宇宙の人生があることを認識し、学びながら活用すると(←これが、面白くも難しくも)、ワールドが広がり、深まり、それ以上の次元の事象に繋がります。
広がり、深まり、と言う言葉が3次元の描写のため、表現がついていきませんが、実際に体験・体感したほうがブレずに合点がゆくと思います。
ざっくり20、30年前からブームになった前世療法。過去世という思想は、当時は怪しくセンセーショナルなものでした。
時間軸という強い価値観により、「過去」「前の人生=前世」は、「今」より前にある、既に起こったことという思考のフレームの中で観察してきています。
前世も並行宇宙の人生のひとつです。この肉体人生と似通っているので、理解しやすく、反響があったのでしょう。
映画、ドラマ、SF小説、マンガでも、複数の人生、あるいは過去にワープする設定がたくさんありますね。
現在までのところ、多くの方の意識的な部分では、「過去は終わったこと」、(前世を認めている人たちや思想において)「過去世とは、今の人生が以前経験したこと」と考えておられると推測します。
意識全体の9割を占める無意識レベルで理解している可能性は高く、「よくわからないんだけど、興味ある」のかもしれません。
一般的な方向感覚は、「過去は後ろ、未来は前にある」です。
いつも過去のことを考えているなら「過去は目前」ですが。とにかく、時間と方向性は相性がよく、人生のベースにあります。
肉体の人生である3次元を構成するために、時間軸は強力に必要です。なくなると構成が緩みます。時間によって、制限や制約があり、一方でルールや規範による安定・安心と思わせるものを築いてきました。
それをベースにすると、やはり、過去や前世・過去世は、「今」と違う時間や違うところにある、と考えてしまいます。「今」から遡り、前に進むイメージです。これは間違いではないのですが、大前提の価値観を飛び出すなら、絶対的な正解でもありません。
スピリチュアルや、あまり深く考えないタイプの方々は、ふつうに前世や、ソウルメイトなどの話を人間関係や人生観について影響している、と捉えておられるかもしれません。
トリッキーなところは、それらが過去や因果関係として、前世・過去世・魂の話をもちだすと、混乱する点です。その過去・前世・ソウルメイトなどから自由になれなくなるからです。そして、そのおかしなループにハマります(^^;
いわゆる、スピリチュアルジプシーな方は、この因果関係のストーリーから解放されるだけで、本来のスピリチュアルに向かえるでしょう。
前世・過去世・魂における経験が、「今」のここに並走しているということが、一旦、ふつうの知性のレベルで理解し、実際に腑に落とせたとき、過去・前世、その他の並行人生における経験から解放されます。
スピリチュアルに限らず、人間関係や感情的なことで、過去のストーリーにこだわられる方にも、苦しさから脱却する糸口になり得ます。
すると、面白いほどに、肉体をもつ生活にしっかり居ることで、多次元の事象が視えたり感じられたりするかもしれません。多次元の事象は、なにも霊的な情報だけでなく、普段の生活のバリエーションが増えるということでもあります。
多次元の事象や、並行人生による出来事や関連事項を観察するとき「グリッド」があると、とくに固定したものを興味深く観察、考察することができます。物差しのような役割なのか?と個人的には感じています。
固定したものとしては、環境、街、土地、などでしょうか。
並行宇宙のレベルになると、個々人の人生だけでなく、相対的な集合意識や観念、土地、民族、はたまた惑星アライメントなどとの関わりが強くなります。そのため、次元越しの物差しとも呼べそうな「グリッド」を用いると、安定して恐れなく受け容れやすいものです。
「グリッド」は、網目のことですが・・・昔の魚を焼く網。
お餅を焼く網。
あれもグリッドですね(笑)
最近ですと、VRのゴーグルをつけて体験やプレイをするときに、初期設定の段階で、自分がいる場所内で安全に物にぶつからず体験・プレイをする領域を示す「グリッド表示」が現れますが、イラスト調のグリッド模様が多いようです(Metaゴーグルの場合)。
先週、たまたま見た街のグリッドを例に挙げたいと思います。
東京の地下鉄メトロのI駅。
地下のせいかと思いきや、グリッドがひしゃげ、ぐにゃぐにゃになっているように視えました。それほど昔のグリッドでもなさそうですが。
私なりに解析すると、ぐにゃぐにゃであれ、グリッドがあるということは比較的高い文明や知性があり整然としたものがあった証しのようです。
それがなぜひしゃげたのか?グリッドに投げかけてみると(感覚的に質問した、という意味)「戦争」という反応でした。
すぐに、その状況ではなぜかアナログに感じる「スマホ」を取り出し、街の名前と「戦争」を検索すると、Google先生より、日本の大戦後の状況と街の状況の情報がすぐに見つかりました。
空襲で全壊した土地ですが、かつては江戸の大名屋敷が栄え、文明開花移行も敗戦まで整然と謳歌したエリアなのでしょう。
乗るための地下鉄を待っているほんの1、2分、些細な出来事にして、グリッドによる歴史教室でした。
宇宙の時間においてはサンプル的な体験ですが、あとからマインド(思考)で考えれば、どこかで無意識にそういう歴史の話を聞いていたのかもしれませんし、I駅は大学時代によく利用し、大学のグラウンドでスポーツをしていたとき、顧問の教授が「グラウンドの水道の水は飲むなよ」*とおっしゃったこともあります。
それらの実際に見聞した記憶が集まって、グリッドに見えたのかもしれません。
マインドのツッコミを含めての並行宇宙ですが、脳はコンピュータのようにさまざまなデータを関連づけているでしょうから、マインドの意見も尊重しつつ、瞬時に「わかる」、高次の「グリッド」を使って、日常や環境、場などを観察すると便利で、有益です。
なぜなら、本質や実態を観察するのに、おおいに助けになります。
人間関係の場や、ときには体調などもグリッドを用いることで、不安やジャッジなどなく、観察し深く理解し、それによって優しさやゆとりさえ生まれるでしょう。
最後に、そもそもどうやって「グリッド」で視るの?使うの?と思われたとしたら、使ってOKな状況のときに現れるようです。
今もっと基盤として優先するものがあれば、そちらが働き、グリッドと抵触してしまうのかもしれません。
また、3次元におけるたくさんのルールや価値観(信念体系)により、その複雑さと重さにより、数の大きい次元の存在に気付けない模様です。
少しもどかしく感じられるかもしれませんが、そんなときは「ちゃんと良いタイミングに大事なことは起こるから大丈夫だ」とゆったり構えておくとよいでしょう。
それも高次元意識の大きな特徴です。
ちなみに、メタバースの体験そのものが、グリッド空間を前提に構築されているので、エンタメ的に入るのも意識の刺激になりそうですね。
次元跨ぎの話は展開が錯綜してしまいますが、皆さまなりに、意識開拓の一助になりましたら幸いです。
「グラウンドの水道の水は飲むなよ」* 戦後遺体を埋葬したというお話でした。拝