今月は、近々配信予定のオーディオセラピー 新作を題材に「オーディオセラピー体験会」をオンラインで無料開催しております。こんな時期だから、というのもありますし、ライブでコンテンツを体験いただき、その感想を直接お聞きしたいという思いもありました。
次回の新作は、いずれもソルフェジオ周波数が入っており、それぞれの周波数のテーマに沿った誘導ワークを体験しながら、周波数の効果を期待したい、というもの。2年前からソルフェジオ周波数を健康テーマやビジネス仕様にもりこんだコンテンツを手がけてきました。今後しばらくは「ソルフェジオ・ヒーリング」のくくりで、エネルギー波動をヒーリング目的で組み立てていきます。
ちなみにソルフェジオ周波数のソルフェジオは「音階」という意味です。歌唱法やクラシック音楽を習った方は「ソルフェージュ」でおなじみかと思います。
その音それぞれの高低は、つまり音の波動なのですが、あえてエネルギーレベルで我々人間の意識と対比するなら、対応する働きかけがあるわけです。音の高低と同様、香りにもノート(note)があり、香りのノートが高いものは軽く華やかな香りに感じ、香りのノートが低いと大気にいつまでも残るちょっと重たい香りになります。このノート(note)は、音という意味でもあります。ブルーノートと言えば、ジャズの音階ですね♪
ソルフェジオ周波数の基本的な情報は、検索すると概ねの基礎知識は出てくるでしょう。気になる方はGoogle先生でお調べください。
さて、今回の体験会では
「417Hz マイナスな状態からの回復」
「396Hz トラウマ・恐怖からの解放」
2点を、日によって開催しています。まだ、サウンド付けする前ですから、志麻が誘導ワークを行い、特定の周波数音をアプリから流しました。参加者の方々は、いらっしゃるご自分のお部屋で聴かれています。ヘッドホンで集中した方もあれば、お部屋に流してゆったり聴いた方もいらっしゃったようです。
興味深い体験の感想は、体験会のページに挙げています。事後のアンケートの中で、ご質問をいただいていますので、こちらで回答を書かせていただきますね。いくつかあり、今回は、「夢」について。
体験会「396Hz トラウマ・恐怖からの解放」でした。
ご質問者Aさま「体験の日の夜は、不思議な夢(怖い夢)をたくさん見ました。うなされていたようで、夫がびっくりして起きたと言ってました。覚えている範囲ですと、一軒家に住んでいて、玄関で物音がしたので行ってみるとドアが開いていて、閉めようとしたら背後に知らない男性がいて襲われるですとか、動物が死んでいるとか、ホラー映画調。今回のテーマのトラウマ・恐怖と関係あるでしょうか?また、この日はお酒が不要だったこともトラウマ・恐怖と関係あるでしょうか?」
Aさんご自身のオーディオセラピーの体験は・・・
「画面を開いたとたんに、眠気がきて、ぼわーっとしながら参加しました。小さいころの母との体験や、中学の頃の体験を思い出しました。カウントの1回目はみぞおちあたりがギュウっとしていたのですが、2回目からは軽くなり、胸がよく膨らみ、呼吸が楽になりました。解放された気がします。ここ数日、ストレスからか、酒量が増えて「このままじゃいけない」と思ってたのですが、抑えられず。でも不思議とこの日は、お酒が飲みたい気持ちにならず、そのまま眠ることができました」
・・・というもの。
ヒプノセラピーやほかのヒーリングワークでも当てはまりますが、不思議と体験中に眠くなるものほど、潜在意識の深いところで働きかけが起こり、しかるべき”作業”が進んでいます。ぼわーっとなる、思い出などがランダムに出てくる、呼吸が自然に楽になる、などはリラックスしている現象です。
ふだんストレスが原因にある習慣や、惰性で続けているようなことは、自然に不要になります。自然(ナチュラル)になりますから、本来の状態に戻っていくわけです。だからお酒がいらなかったのでしょうね。
そして、Aさんが体験した不思議な夢、怖い夢の現象は・・・
実は、ソルフェジオ周波数ある・ある、なのです(笑)
今までのところそのような文献や科学的根拠は挙がっていませんが、これまでソルフェジオ周波数を組み込んだオーディオセラピー を体験した方々から、しばしば伺います。
私自身もそうです。
特に、ストレスや、今回のように潜在的にある恐れ、トラウマなどのテーマの場合、潜在意識の比較的奥深くにあるものが刺激を受けて吐出するようです。普段の夢よりも鮮明であること、夢の中の状況や展開がシュールであること、ふだん現実で思ってもいないような感覚が出てくること、そして、寝起き後しばらくするとスッキリしその後生活に至っては順調であること、などが特徴です。
潜在意識下の体験は、ふだんの顕在意識での経験と認識や価値観は異なります。夢がエキセントリックで派手なものほど、現実に大きな作用があります。覚醒や開眼に近いこともあります。
Aさんの場合、お酒の習慣と、Aさんの認識でのトラウマ・恐怖のエネルギーは、関連があるようです。一般的にトラウマや恐怖と聞くとすごい物を想像するかもしれませんが、Aさんの認識レベルでのそれらです。
体験会でも少しご紹介しましたが、396Hzには、
・潜在的なトラウマ(何かに囚われているなど)から解放する
・自分に自信がないときに、安心を与える
・一歩前に踏み出せなかった理由がわかる
・罪・恐怖の気持ちを緩和する
などの働きかけがあるとされます。
飲み方にもよりますが、お酒には擬似的作用があります。忘れさせたり、安心させたり、緩和するなどの一時的な働きを求めていらしたのかもしれません。
いつもの習慣、生活の中で常習になっているものごとが終わるのは、その方のかなりディープな本質の分岐点です。逆にいえば、本質が変わらなければ、表の行動や習慣は変わりません。
ちょうど今は社会全体、世界中が、大きな変革を余儀なくされる事態にありますので、個人レベルでもポジティブな(健康的な)変革やシフト(状況の移行)がたくさん起こり得るでしょう。
ちなみに、私は、特定のソルフェジオ周波数の入ったコンテンツをたくさん聴いた日は(制作中は何度も試聴しますので)夜は「幸せに深く眠るための瞑想」を聴きながら(といっても10秒程度で入眠)寝ることにしています。手前味噌ですが、奇怪な夢を見ることはなくなりました。