2021 February
こんにちは。志麻の 今月のメッセージ です。
メッセージは、文字と音声でお届けしています。音声でお聞きくださるときは、音声バーの再生ボタンをクリックなさってください。
今年に入り1ヶ月が経ち、例年との違いを心地よく感じている方が多いようです。人によっては昨年の秋頃から年末にかけて、今までずっと背負ってきたようなものから解放され、急に軽くなったとおっしゃいます。
イヤ―リーディングを通して、どんなふうに状況が軽やかになったのか観察してみると、
・過去がふっきれた
・いつの間にかあれこれ心配し不安になることがなくなった
・新たに意欲的に取組むものができた
そんな方々が、心穏やかに明るく暮らし始めているようですね。
心穏やかに平安に暮らすというのは、日常において特別優れたように感じないかもしれませんが、すべてがバランスよく調和しています。外部からの波風にも穏やかでいられるのは、静なるパワーです。
この内側の穏やかなパワーの特徴は、自分がさまざまな状況を運転、コントロールすることが可能です。なりゆきに任せても、もちろんよいでしょう。
そして、最たるは、自分自身であり方、感じ方、考え方を切り替えたり、行動を加減することが自由です。
一般的に、特定の問題や何か外側のものに影響を受け、一喜一憂し、それが苦痛であれば辛くなると考えられています。でも、多くの場合は、自分の自由がきかなくなる、自分ではどうしようもない、という事態に対して、恐れを感じ不安になります。特に、未知なるもの、予測がつかないといった物、相手や問題の対象のほうが大きな力を持っていそうだと感じると、自分側の自由が効かないため、心穏やかではいられません。
幸い、風の時代になり、ほとんどの方がより自由になるでしょう。
人それぞれの個性を尊重する価値観へと移行しつつあります。ですから、自らが心の在り方を切り替えるとき、葛藤を感じなくなっていくでしょう。
これが、おもいのほか安心につながり、心穏やかになります。同じ条件の状況に対して、心穏やかであるほど、よりうまくいきます。
少し先に春本番を迎える前に、(四季がない、南半球にお住まいの方は季節の変わり目の前に)心穏やかな春を迎えておくと、むやみに考え込んだり、悲観的に悩むことはなくなるでしょう。他人と比較して落ち込むこともありません。
2月からは「早春デトックスセラピー」が始まります。今年のデトックスは、仏教の「五蓋の教え」をもとに、心穏やかに過ごし、生きることを阻むようなものを洗い出していきます。
五蓋とは五つの蓋と書きます。「心穏やかに暮らすには、心に蓋をしている五つの煩悩を外しなさい」というものです。この五つの煩悩は、立春の前日の節分につながっていて、五つの煩悩を象徴する、5色の鬼に豆投げをして撃退する、というならわしがあるそうです。
五蓋について、詳しくはホームページのデトックスセラピーをご覧ください。
誰しも、きっといくつかの煩悩を自覚すると思います。
一日の始まり、朝は心穏やかにスタートするとか、日中、なんだかうまくゆかないときに、心穏やかになる自分なりの方法をやってみましょう。夜寝るときに、心穏やかモードに切り替えて眠るのも、安眠のコツですね。
心が穏やかであると、魂の声が聴こえやすくなります。つまり自分でご自分のことがわかりやすくなります。いわゆるハイヤーセルフとコンタクトしている状態にあります。