2021 June
こんにちは。志麻の 今月のメッセージ です。
メッセージは、文字と音声でお届けしています。音声でお聞きくださるときは、音声バーの再生ボタンをクリックなさってください。
風の時代に入り半年余りになりますが、みなさまはどんな調子でしょうか?
風の時代に入ってからひと苦労が多いところは、物理的に定着しているような構造の部分です。
むしろ、今まで、物理的な実態がないところにフォーカスしていた方々は、ふんわりと風に乗れて、心地よい感覚のほうが優位かと思います。
いかがでしょう。
そうは言っても、「私」「自分」という存在の中でもっとも物理的なものに「身体」「肉体」があります。風の時代の前後から、健康トラブルや症状が出た方は、快方に向けて、もうひと頑張りかもしれませんね。
それから、長年の価値観や習慣、人生のパターン、「生きる姿勢」という意味での生き方なども、風の時代に入って問われるところです。
最近のクライアントさんのセッションでは、生活や仕事などの活動、人間関係は順調だけど、ここにきて、自分の性分や生き方を一新していいんじゃないか?というテーマのケースが目立ちます。
つまり、今まではあのこと、このことが心配だ、問題だと言っていた方々が、それらはなんとかなるとか、心配するほどではなくなり、「あれ、自分の人生はこれでよいのかな?」と感じているようです。
これは、大事なことをつっついている気付きかもしれません。
何をつついているかというと、「そろそろ自分の本領を発揮したら?」というものです。
「いや、今もあれこれ、気になる問題はあってね」という方も、大雑把にいえば同じです。
「自分の本領を発揮したら?」その気になる問題は、気にならなくなるか、気にする必要がないとわかる、といった具合です。
本領を発揮するとは、本気になるとか、自分のエネルギーや好きを傾けるとか、いろいろバリエーションはありますが、あなた自身が本当のモードに入っているときはわかるはずです。
周りがどうのこうのでも、将来この先がどうのこうのでも、はたまた、今まで過去がどうだったから・・・も、影響しなくなります。
この段階では、風の時代の風に思い切りのって、文字どおり自分を信じていけるものです。
それがご自分でわかると思います。
風の時代にのると、あなたも風の時代を推すことになります。漢字で書くと、推薦の推と書いて「おす」です。これはふさわしいものとして薦める、という意味です。
本来のあなたらしさを推して日々を過ごすことは、風の時代の波動とマッチしていることになるでしょう。
推す勢いはありますが、無理や我慢をするような圧はありません。
あらためて、あなたは、今年の風の時代の動向をどう感じていらっしゃるでしょうか?
1年前、2021年のはじまり、3ヶ月前を少し振り返ってみましょう。
世の中の生活様式の変化に限らず、あなた自身の考え方、感覚、行動など、変容の途にあるかもしれませんね。
「自分のままでいい」という、ある意味「変化するものなんてない」「変化しようとしなくていい」というパラドックスを感じる方もいらっしゃるでしょう。
最後に、あなたが風の時代を推し進んでゆくコツを2つご紹介したいと思います。
1つ目は、あなたの好き、そうしたいという感覚や気持ちを尊重することです。
これは好きな「事」とか、そうしたい「事」を選ぶとは限りません。あなたの正直な感情や、ときには、体の反応が好む、そうしたがることを目安にするとよいでしょう。
億劫でやりたくない事だからやらない、とは限りません。
やりたい気持ちになってしまえば、先ほどまで億劫だったことは風が推していくでしょう。
2つ目は、冒頭であげた、あなたとともに以前の時代を生きてきた身体、肉体を労ったり、ケアしたり、健やかにしてあげることです。体の自然な代謝任せだけでは、抜けきれない古い重たいエネルギーを、流していきましょう。
健やかな精神と身体は、とても密接です。
6月からは恒例の下半期リーディングが始まります。
今回のテーマは「あなたらしく風の時代を活きる」です。
あなたらしくあるのが風の時代です。今年半分過ぎたところで、あなたらしさをしっかり思いだし、自分に蓋をして余計なものを背負っていたら、それらをスッキリおろしてしまいましょう。