February 2023
こんにちは。志麻の 今月のメッセージ です。
メッセージは、文字と音声でお届けしています。音声でお聞きくださるときは、音声バーの再生ボタンをクリックなさってください。
今、1月末にコラムを書いていますが、2023年のイヤーリーディングのセッションもそろそろ終わります。
今年は、あえて多次元の領域を実感しながら1年を過ごせるよう、みなさまの並行人生のなかで、波動を上げたらどんな可能性があるのかを中心に読ませていただきました。
実はイヤーリーディングを初めてから、今年で11個目の干支、卯年なのです。
最初の頃は、「新しい年はどんな感じだろうか」「一年の目安にしたい」というお気持ちの強いクライアントさんが中心でした。
毎年、そして、今年もそういう主訴でいらっしゃる方々も多いのですが、潜在意識のほうは、ご自分を信じて、実感のある日々を送りたいとか、今抱えている問題や課題から晴れやかになりたいという具合でした。
やはり、世の中全般が、将来や未来があることを前提に、先を憂えて備える考え方が主流です。
そうすることで、幸せに、充実して、楽しく、安定して生きていきたい、という思いがありますからね。
特に年の始まりは、運勢という概念から、良い運気、大吉、吉が望まれますね!
私自身、今年の多次元のリーディングを進めさせていただきながら、そもそも、運気上昇のカラクリをもっと知っている方が増えてもよいのかな、と感じました。
もちろんいろいろな考え方や、規範があって良いですし、そのときどきで、好みのものを採用してみたらベターと思います。
「運の良し悪しを気にしたことがない」「気にするから、運がいい、わるいと思うだけだ」という方や、「自分は運がいいと思っているから、実際に運がいいよ」という方もいるでしょう。
それこそ現代は自由なもので、関心を持っていてもいなくても、大きな違いはないものかもしれません。
前置きが長くなりましたが、とかくスピリチュアルや、占いや、なんらかの気や運命によって、人生を迷われる方が意外にも多いのは気がかりです。
今月は立春を前に、この一年のあり方を変えるチャンスになるかもしれません。
そこで、実質的に運気上昇になるであろうヒントを3つご紹介しようと思います。
それが本当か、正解かどうかではなく、そんな見方、捉え方もあるかな、ぐらいで読んでみて(聞いてみて)ください。
まず、そもそも、良い運、悪い運、といった分類は、私たち人間がそのときどきに作っているカテゴリーです。
時代、文化、民族、トレンドが変われば、運の良し悪しの中身は変わります。
ときには真逆になります。
運には、そもそも良いも悪いも、幸運も悪運もありません。誰かがそう決めているだけです。
それに気づき、振り回されなくなるなら、かなり気力、体力、エネルギーを奪われず、文字通り、運気が上昇します。つまり、調子がよくなります。
多次元的には、運の良い、悪いが働いている次元と、その分類は気にならず関わりをもたない次元があるということです。
2つ目。
とかく運の状態を計る基準は、今生きている自分自身ではありません。
多くは、比較できるあらゆる他人や一般的とされる通念です。過去や理想の自分と比較することもあります。
もっとも、比較しているつもりの誰かや自己イメージも、多次元からみれば、すべてあなた自身の意識です。自分を分離しまくっているため、これもエネルギーの分散、気が散った状態ですね。
これをやめてみると、生命力、パワーを回復し、エネルギーが軽やかで活発になります。明るくなりますね。
3つ目。
娯楽や学びを含め、何かの規範をもとに、自分の運命をはかり、問題や苦労を未然に防いだり、すでに起こった出来事について理解し納得しようとします。相性とか、時期を計ることもよくあるでしょう。
ひと昔前に流行った「運命か、宿命か」のように、人間があがないものであれば、従わざるを得ないわけです。
最近では、水星など惑星の運行により、私たちの行動や考え方、ときには体調に影響を受けていると信じ感じている方も多いようです。自然現象も関係します。
そこは、実際に信じたことによって具現化が強く起こる次元です。だから波動は高いように思われています。
しかし、そこには、どうなるかわからない力や現象に対する恐れや不安が働いている可能性があります。
指針にすることで導かれ安心しますが、またしばらくすれば、次の対応が必要です。このサイクルも愉しさや学びがある段階はよいのですが、徐々に消耗に繋がるかもしれません。
「大切なはずのもの」を忘れて、何かの言いなりになっていることに気づかない可能性があります。
大切な何かを自覚している人、自覚しているときは、運気の運行の影響に障りがない次元にいますので、それなりに運気を乗りこなせるようです。
だから、誰しもあることがですが、調子がのらない時期には、そのようなものを頼りにしがちです。
今回3点ご紹介してみました。
よく意味がわからない方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、今、運気と同調してスムーズに生きていると感じるときは、感じたままでよいと思われます。
ただ、いつの間にかこれらのトラップによって、生き難さを作りだし続けている構造の次元から抜け出せるきっかけになれば、と思います。
3次元、4次元には、
「事実だと思っているけれど、実体があるのか誰にもわからない」
「あるっちゃあるけど、本当かどうかわからない」・・・現象で溢れています。
信じているという実感さえない当たり前によって、自分のあり方、生き方に制限を作っているかもしれません。
でも、結局は、私たちは多層の次元と関わっていて、それぞれのタイミングで次元構造に気がつき、体現するようになるでしょう。
そう思うと楽しみにしていてよいのかもしれません!
ちなみに、どの次元にも特性があり、次元そのものに優劣はありません。
それぞれがあって、ある種の均衡を保っているようです。多次元というのも、大きなマトリョーシカの層かもしれません。
最後に、運気の上をゆく(運気という概念の枠を超える)という意味で「運気上昇」するポイントを一言で表してみたいと思います。
「自然に任せておけば大丈夫」です。
何かの参考になれば幸いです。
補足:
例えば、多次元においては惑星の運行に任せておけば大丈夫です。
自分のライトボディの次元が、おのずと惑星の運行や地球に同調してくれるでしょう。
身構えたり頭で考えすぎると、ライトボディが起動しません。そのため、マインドの思い込みによる影響をさまざまに受けてしまうのかもしれません。