June 2023
こんにちは。志麻の 今月のメッセージ です。
メッセージは、文字と音声でお届けしています。音声でお聞きくださるときは、音声バーの再生ボタンをクリックなさってください。
そろそろ2023年の半分が過ぎようとしています。
カレンダーに沿って、ある程度計画的に過ごしたほうが充実するタイプと、そういうのは苦手でストレスに感じるタイプがいらっしゃるようです。
みなさまは、いかがでしょう。月日の流れを考慮しているでしょうか。
ところで、「年齢」を人生の目安に捉えることが、疑いようもないほど浸透していると思います。
特に知らない人について、相手の年齢を知ると、だいぶ「知った人」に近づきます。笑
たとえば、ニュースなどでも、名前の次に年齢を紹介されることが多いです。
特に子供の頃は成長の目安や、学校に進学するといったプロセスがありますから、年齢や月日は重要な意味をもってきます。
成人すると、世代、年齢層が自分をはかり知る目安になることが多いようです。
私たちは、疑問に思う余地もないほどの信念や価値観をたくさん持っています。
同じ考え方や価値観をもつことで、一体感が取れ、社会性の部分では生きやすくなりますが、一方では、潜在的な可能性や能力を発揮しにくいというハンディにもなります。
たとえば、歳月の流れや、年齢の意識は、一度も疑う機会がないかもしれないファクターです。
1年で1歳の歳をとることは、数字のうえで決まっています。
そのため、過去は当然存在しています。
近年は、物質としては過去や未来の時間経過があるにせよ、意識には「今ここ」だけしかないのだ、ということが理解されてきています。
マインドフルネスや、今ここに意識を置く、という具合です。
過去や未来が存在する、いや「今」だけが存在しているとしても、どちらもでよいではないか!と思う方もいらっしゃるかも?しれませんね。
まさに、どちらでもよいのですが、過去や未来の時間軸をもとに生きたり、「今」だけに没入する次元に入るなど、ある程度選択して、あんがい自由に活きることが可能です。
それが、メタライフに活きる第一歩です。
どちらかしかないとか、どちらが優位であるという問題ではないようです。
今月は、この切り替えを練習してみたいと思います。
後半で実際にミニワークを一緒にやってみましょう。[6:50頃]
タイトルのとおり、あなた自身の「過去への扉」を閉じてみましょう。
すると、多くの方は、過去を振り返らず、未来へ向うことができる、と考えるようです。
が、実際は、「過去への扉」を閉じると、「未来への扉」も存在しなくなります。未来という方向へ行く必要がなくなります。
でも、過去を閉じたら、前に進めるような気がするのは、過去や未来や時期を定めるポイントから自由になるからです。
少しややこしいかもしれませんね。
タイムトラベルセラピーや、NLP、ヒプノなどで、過去に時間を巻き戻し体験するセラピーや概念は、未来にも自由に行くことができます。フューチャーペーシングなどと言います。
過去世があれば、未来世もあります。
これはひとつの意識の構造をつかったテクニックです。
そして、過去や未来への往来が実際には起こっていないのは、肉体のある、今の地点です。
実は、私たちは単純に時間の経過によって古くなった、歳を取ったなどと解釈してきています。
また、過去と未来を時間軸に置くことで、始まりと終わりを作りますので、とても単純な理解になっています。
俯瞰してみると、変化や変容のバリエーションなんです。
さらに、ここまでの話でややこしく感じたかもしれませんね。
ただ、これから、「過去への扉」を閉じるというイメージをしたときに、必要でした。
過去に起こったことを消すとか、過去と未来の時間軸を否定することとは、本質が異なるからです。
ふだんの会話で話す過去や未来とは別の次元での話です。
むしろ身体・肉体をもって行動し、生きていくうえで、「過去への扉」を閉じていただくと、生命エネルギーが今、体のあるところにゆきわたり、雑念や雑多に混在したい意識が晴れやかになります。
ストレスや疲労感も緩和されます。
ちなみに、ストレスや疲労感はこの時間軸にとても密接に関係しています。
みなさまの現状やタイミングにもよりますが、気楽に一緒にやってみましょう!
[6:50]頃
一度ゆっくり首を一周、丁寧にまわしましょう。
首まわりの凝りをほぐすイメージです。
呼吸を止めないように。
そして、反対方向にもゆっくりと丁寧に、一周まわしてください。
首をまわし終えたら、頭の位置を落ち着かせて、目を閉じます。
ゆったり大きく呼吸をします。
すると、今のあなたにとって、ある過去のこと、出来事などがひとつ思い浮かんできます。
ほんの少し前の過去、ずいぶん昔のことかもしれません。
複数浮かんできたら、ひとつ鮮明なものを選んでください。
では、この過去の出来事から、あなたは、あなた専用の「過去への扉」を閉じます。
「過去への扉」の立派なイメージがみえたり、扉のバタンと閉じる音が聞こえるかもしれません。
閉じましたね。
もし一回で閉じなければ、新しく別の「過去への扉」を用意して、閉じてください。
これで、あなたは「過去」からも「過去や未来やいつ」といった時間軸の制限からも、意識が上がり、自由になりました。
そうすることで、本来のあなたと自然・宇宙を繋げるタイミングがとてもよくなるでしょう。
では、目を開けると「過去への扉」のイメージは消えますので、ご自分のタイミングで目を開けてください。
いかがでしたか。
この「過去への扉」は、ついさきほどあったことでも、意味深いようなことでも利用できます。
「過去への扉」がどうしても現れない、という場合は、おそらく、今は過去や未来の価値観が日頃の生活において大事な役割をもっているのだと思われます。
突然、次元を変えるタイミングではない可能性があります。
このようなミニワークは、体のエクササイズ、ストレッチなどと同じように、メンタルや意識を柔軟に元気に使えるようにする作用があります。
また変化は少し時間が経ってから実感することもあるようです。
もし体験がに合うようであれば、このミニワークを試してみてください。
さて、既存の歳月や時間の概念から自由になったところで、今月からは恒例の下半期リーディングが始まります。
「自由闊達に、メタライフに活きる」というテーマを掲げています。
自由とはのびのびとするイメージですが、自立的な意志をもって行動したり、今でいう多様性のスケールを広げたり、熱中や没頭、愛や寛容さを体現する、などにもつながっています。
あえて、下半期の節目にメタライフ感を愉しみたいという方は、ぜひチェックなさってみてください!