July 2023
こんにちは。志麻の 今月のメッセージ です。
メッセージは、文字と音声でお届けしています。音声でお聞きくださるときは、音声バーの再生ボタンをクリックなさってください。
※ [7:00]ラベルを外す誘導ワーク♪
7月….下半期の始まりですね。
先月から下半期リーディングのセッションを行っていますが、みなさまにわりと共通して視えるものがありますので、ご紹介させていただこうと思います。
それは、いわゆる「ラベル」です。
さまざまな商品にシールで貼られている、あの「ラベル」が、誰かから、あるいは何かによって〈自分〉にも貼られている、という現象です。
もちろん、この「ラベル」はメタファ、比喩、隠喩です。
実際、私たちは、物を買うとき、その物について知るために「ラベル」表記を確認して判断することが多いですね。
ネットで買う場合は、そのモノについて記述があります。
レビューやSNSでの評判や口コミは、主観的な評価ですので、日本語的には「レッテル」になりますね。
(レッテルはオランダ語です)
他人からレッテルを貼られるのも厄介ですが、「ラベル」は、自分はこういうものだと示す機能がありますので、自らが貼る可能性もあります。
現在の生活状況、人との関わり、お仕事関係によっては、いつの間にか「ラベル」がたくさん貼られているかもしれません。
古い、昔の「ラベル」が、現在のあなたの実態とはかけ離れて、貼り付いているかもしれません。
ときには、古い「ラベル」は意識的に剥がさないと、「ラベル」が貼り付いていることにさえまったく気がつけなくなります。
そうなるにつれて、あなたのほうが、だんだん他人や周囲の状況について「ラベル」や、ときには「レッテル」を貼るようになります。むしろ、貼ることで安心します。
「ラベル」は、実態を示すものではなく、ある一部の、ある目的における情報です。
それはそれなりに重要でしょうが、問題は、それがすべてを語っていると錯覚しがちなことです。
人との関わりにおける「ラベル」に限らず、時代、歴史、文化などをまたいだものはたくさんあります。
民族や組織にも、強烈な「ラベル」があり、一般常識や価値観などは「ラベル」が満載です。
近年のダイバシティ、多様性の浸透は、古い「ラベル」やレッテルを張り替えたり、ざっくりとした括りに対して個々の「ラベル」をつけて尊重する、という動きのようです。
健康や病気、経済、教育などにおいて、状態や分類を示すはずの「ラベル」が、判断や行動を制限するものになりがちです。
「ラベル」によって、個々のらしさや自立性が見えにくくなります。
「ラベル」がたくさん貼られていくと、自分は周りからどう思われているだろうか、どう評価されているだろうか、ということが非常に気になり、実際はどうであるかよりも、現実味を帯びていきます。
まるで、自分の役割や価値を決定づけるものになります。
自分がどう感じるか、どう考えるか、どうしたらいいのかが、だんだんと、いつの間にか、すっかりわからなくなってしまうかもしれません。
これは、自分に対する「ラベル」に限らず、「ラベル」によって物事や人の紹介を見聞きする習慣が増えている影響もありそうです。
瞑想や、内観でご自身のことを感じていただくと、「ラベル」の影響が強い方は、なぜか「自分の姿を外から眺めているのはイメージできますが、自分がここにいる感覚はわからないです」とおっしゃることが多いです。
日頃から、意識が自分の外に出ていることが多く、自分自身の中にいることが少ないさまを表しているのかと思います。
ある意味、そのことを潜在意識が教えているのはすごいと思います。
たとえば、セイクリッド・アクティベーションのなかにも「ラベル」というものがあり、無意識の領域で動いている思い込みや信念体験につながる「ラベル」、生き様に働きかけていきます。
スピリチュアルにも「ラベル」があります。
「ラベル」が取れたときに、これまで「ラベル」が貼られていたと、やっと気が付くかもしれません。
ちなみに、「ラベル」そのものは、役割を果たしているだけです。「ラベル」をすべて剥がしたほうが良いというわけではないです。
実際、お仕事や作業で「ラベル」を貼る、人事の役割や当番表をつけている方がいらっしゃいます。
人やモノ、その場の用途に沿った「ラベル」でわかりやすくしています。
それでは、ここからは、みなさま自身にとって、制限や制約、古くなっている「ラベル」をみつけて、取り除いてみましょう。
たとえ誰かに貼られてしまったとしても、ここでは被害者意識は働かない領域ですので、相手や状況を責めるとか、後悔はいりません。
特に、今年の下半期にかけて、あなたの信念体系や価値観を開拓することに、不要な「ラベル」が見つかるかもしれません。
誘導瞑想やイメージワーク、軽いヒプノセラピーの感覚でやっていきましょう。
[7:00]頃
しばらく、寛いで体験できる場所にいらっしゃいますか?
目を閉じて、深呼吸をしながら… 今いる場所や、状況が快適なものか、感じていきましょう。
人の気配や、物音がしても、あなたが落ち着けるようなら大丈夫です。
いかがでしょう。
それを感じているあなたは、今、「自分自身の内側」にいます。
よくわからなければ、足裏で床を確認し、履いている靴や履物の感触を感じましょう。
意識を自分のハートのなかに向けます。
ハートセンターやハートチャクラと言われるエネルギーセンターです。
次に、おなか、腹や太陽神経叢のエネルギーセンターにも意識を向けてみましょう。
ハートと太陽神経叢のエネルギーセンターに、「ラベル」や誰かの主観的な「レッテル」が貼られていないか、内側の目で探ってみます。
もしも、あれば、「ある」という感覚でわかり、何もなければ、「ない」とわかります。
あなたが意識を向けたことで「ラベル」が反応し、消えることはありますが、今は確認するだけでOKです。
続いて、あなたの意識は、自分の頭頂部、頭のてっぺんから抜けて、自分自身の姿を上から眺めることができます。
大きくゆったり呼吸をして、その勢いで、頭上や斜め上から自分の姿を観察しましょう。
自分の姿に「ラベル」やレッテルが貼られていないか、観察します。
その「ラベル」に、文字や観念、誰かの言葉が書かれていることもあります。
それらはいつから貼ってあったのでしょう。ずいぶんと古いものでしょうか。
未来のあなたにも影響する「ラベル」でしょうか。
これらはエネルギーレベルの現象ですので、微細なエネルギーである自然のエレメントを使って取り除いていきましょう。
火、水、風、月や太陽の光など、相応のエレメントに委ねていくと、
身体の外側に貼られた、ハートや太陽神経に置かれたままの「ラベル」やレッテルは変容し消滅します。
ネガティブな影響を無意識にうけていた「ラベル」が消えたら、自然界のエレメントの働きかけは終わります。
そして、自分の内側から今、ここにいるという感覚が鮮明になっていきます。
あるいは、心地よく、安心して、眠くなるかもしれません。
では、目を開けると「ラベル」からリアルに自由になっていきますので、ご自分のタイミングで目を開けてください。
いかがでしたか。
古い、不要な「ラベル」を取ることで、それらに塞がれていた可能性が表に出てきやすくなります。
「ラベル」そのものの働きかけを活かして、下半期はこうしよう、こういう自分でありたい、目標やめざすものの新しい「ラベル」を、ご自身の意識づけにしてもよいでしょう。
また、日々のなかで、「ラベル」がなくてもわかること、むしろ煩わしいものは、自由に取り外してみましょう。
「ラベル」から自由になると、下半期のメタライフがスケールアップします!