October 2025
こんにちは。志麻の 今月のメッセージ です。
メッセージは、文字と音声でお届けしています。音声でお聞きくださるときは、音声バーの再生ボタンをクリックなさってください。
※ [ 6:00 頃 ] 〈完璧さの次元を変える〉誘導ワーク♪
今年の夏は、「次元が違う」と言いたくなるような猛暑、酷暑の日々でしたが、ようやく秋の気配が感じられるようになってきました。
私たちは日常的に「次元」という言葉を使いますが、それは単にスペックやレベルの違いとして捉えられがちです。
けれども、次元が変わると、私たちの常識や感覚、行動までもが影響を受けることがあります。
ただし、次元が変わるからといって、以前の次元が消えてしまうわけではありません。
むしろ、それぞれの次元は同期しながらも、今の私たちにとって影響力の強い次元が優位になるのです。
ある次元は、外的な要因によって決められることもあれば、自らが選び取ることもできます。また、人間の認識や理解を超えた次元も存在していることでしょう。
さて、今月は「完璧さ」と「次元」をテーマにお届けしたいと思います。
スピリチュアルにおける“完璧”の捉え方
スピリチュアルに関心が深い方の中には、ある種の「完璧さ」を求めている傾向が見られます。
それは、スピリチュアルな領域において、他者から認められるような理想像であったり、自分の使命や信念に基づいた自己実現としての完璧さかもしれません。
どのような内容や目的であっても、一つの「完璧」を追い求めることは、ある段階までは大きな力になります。
しかし、その完璧さがうまく実現できないとき、あるいは過度に手間や時間がかかり、エネルギーを消耗するようなときは、「完璧さの次元を変えるサイン」かもしれません。
音楽の世界で例えるなら、クラシック音楽は規律や様式の中で、高度な表現や感性が加わることで“完璧さ”を目指すといえるでしょう。
厳格なルールがあるからこそ、深い安定感や完成度が生まれます。
一方で、ジャズは即興性や予測不能の中にこそ独自の“完璧さ”があります。
それは「はまり方」や「瞬間の自由さ」に表れ、クラシックとはまったく異なる次元での完成形と考えられるでしょう。
社会や時代が求める完璧さ
一般的に「社会が求める完璧さ」は、私たちが無意識のうちに信じ込んでしまっていることが多くあります。
しかし、時代や価値観が動くと、その定義も大きく変化します。
同じ人でも、状況や使う感覚が変わることで、完璧の意味合いは変容していきます。
完璧さは安定や信頼感をもたらす一方で、可能性を制限する側面もあるものです。
たとえば、チャレンジや失敗を恐れてしまうことがよくあります。
また、人生経験を積むなかで、「完璧さそのものの質」も変わっていくでしょう。
魂の成長と“完璧者”の変容
魂がまだ若い段階では、一定の枠組みの中での「整った完璧さ」を求めることが、魂の学びになります。
しかし、それを一通り体験し終えると、同じような完璧を繰り返す必要性は薄れていきます。
やがて、「その人らしさ」や「個性」「柔軟さ」などが求められる完璧さへと変化していきます。
つまり、完璧の次元がアップデートされていくと、いえるでしょう。
クラシック音楽の進化系としてさまざまなジャンルが生まれてきたように、私たちもそれぞれの“完璧の進化”を体験しているのかもしれません。
さて、皆さまにとって、今「完璧を求めていること」は何でしょうか?
作品や仕事の完成度、習慣や思考の型、あるいは感覚的な自分の状態など……さまざまなものが考えられます。
どんな分野であっても、完璧さを目指しすぎると、実現できなかったときに劣等感や焦燥感を抱き、無意味な比較や競争に巻き込まれやすくなります。
ここからは、誘導体験になります。
[6:00]頃〈完璧さの次元を変えてみる〉誘導ワーク♪
リラックスできる場所で、目を閉じましょう。
ご自身の内側につながるように、静かに呼吸を整えていきます。
そして、両手をやさしく前頭葉のあたりに添えてください。
その部分に呼吸を送るようにしながら、両手でやさしく、ゆっくりとほぐしていきます。
ここ最近のあなたが「完璧さ」を求めていたことについて、前頭葉のあたりに問いかけてみましょう。
いくつか浮かぶかもしれません。
その中で「今のタイミングで、次元を変えることが必要な完璧さ」がどれかを感じてみてください。
それは、抽象的なイメージや感覚かもしれません。
このまま両手を前頭葉においたままでも、楽なところに戻しても構いません。
では、その完璧さについて問いかけてみましょう。
• どんな完璧さを求めているのか?
• それは、どんなきっかけから始まったのか?
• 誰かと共有するための完璧さでしょうか?
• それを達成することで、あなたは何を得ようとしているのでしょう?
では、完璧さの〈次元を下げてみる〉体験をします。
前頭葉のあたりに、「次元を下げてみて」と心の中でコマンドを出してみましょう。
…ビジョン、感覚の変化を感じたり、気づきに繋がっていきます。
今度は、〈次元を上げてみる〉体験です。
同じように「次元を上げてみて」と前頭葉にコマンドを送ります。
…また、ビジョン、感覚の変化を味わい、気づきに繋がっていきます。
最後に、体験した完璧さの次元を統合していきます。
すると、あなたにとって「ちょうど良い状態」の感覚が、自然に浮かんでくるかもしれません。
たとえ理解できなくても、現実レベルでの調整が進んでいくので、安心していてください。
では、大きく深呼吸をして…
気持ちよく目を開けましょう。
いかがでしたか?
楽しみながら取り組める完璧さと、ストレスや制限のもとでの完璧さでは、生み出されるものがまったく違ってくるでしょう。
完璧さや正しさを求めることで、一時的に安定や秩序は得られますが、それらは意外と脆いものでもあります。
完璧さの次元を見つめ直すことで、自分自身や他者の能力・可能性に新たな視点がひらけてくるかもしれません。
さて、今月からの期間限定メニューは「次元転換セッション 2025→2026」です。
毎年この時期は、翌年に向けて気持ちを整えるセッションを開催していますが、今年2025年は特に、エネルギーワークを通じて心身の問題・消耗・滞りをクリアリングし、2026年のビジョンに集中できる状態へ導くことを目的としています。
セッションでは
• エネルギーレベルでの調整・拡張
• クォンタムレベルでの次元転換(Quantum Shift)
• セイクリッドアクティベーション
• 内なるヒーリングチャネルを拓くクォンタムヒーリング
などを体験します。
来年の自分へ、現実的かつ霊的なレベルからアプローチしたい方は、ぜひチェックしてみてください。