* 画像オフィシャルサイトより
ついにコロナ禍前の規模で東京マラソン2023が開催されました。
3月5日(日)は世界トップ級の招待選手やMGCをかけた日本人選手が揃い、テレビ中継やニュースでご覧になった方も多いと思います。
今回の2023年大会は、2020年一般市民ランナー開催中止(エリートランナーのみ開催)の出走権の持ち越しで走らせてもらうことができました。
今年は参加受付となるEXPO会場から、国際空港のようにインターナショナルな規模でごった返していました。特にワールドマラソンメジャーズで東京マラソンを走りにくる海外勢にとっては、待ちに待った東京大会でしょうね。
東京ビックサイトの会場では、日本人は静かなほうなので、異国の言葉しか聞こえませんでした。
なぜか、一般市民でも、マラソンランナーあるあるのひとつとして、直前に怪我か故障する!です。
今回は2日前の夕方に、左足首を捻挫しました。幸い歩けるもののくるぶし周りが腫れて、マラソン完走可能なレベルか疑問。
ラン友さんからの「氷でアイシングしまくれ!」という情報を信じつつ…
さらに、スポーツ瞑想をし(手前味噌ですが…笑)ペースもタイムも気にせず「足の調子を最優先にし」、「大会に関わるみんなと楽しく繋がろう!」という目的に決めました。
その結果、キティちゃんで走ることに。
2018年のフレンドリーラン(大会の前日のファンランで3km程度お台場を走るイベント)の際ゲットしたものです。
足元はノーカーボン、クッション性抜群のHOKA MACH4
常々ほかの部位でお世話になっているZAMSTのサポートの「左足首」用を、敢えてTabioのソックスの上から巻きました。本来は素足に巻く用ですが、42kmの間に違和感を感じそうな予感があり。
38000人規模対応のセキュリティチェック後、都庁前のスタート地点へ。
12000人は海外勢とのことで、全体のおよそ30%を占めますかね。
スタートラインで待つ間は肌寒いものの、曇りときどき晴れ、風速も弱く、走るには恵まれた一日でした。
走りだして、すぐ緩やかな下りが市谷見附あたりまで続き、例年なら勢いよくいくところを、6:20/km位で抑えていきました。左脚の膝から下に力が響かないよう、やや内側気味に。
結果的にこの出だしの抑えが功を奏したのか、長距離の基本とも言える?後半も体力、脚、走力が持ちました。
一歩一歩の刻みに集中せざるを得ないため、今回はラップも気にせず無心に楽しめた要因でした。
なにより、沿道からの応援をキティちゃんがたくさん受けてくれたおかげで…走っているのは私なのですが(笑)…相当なパワーを皆々様からいただきました。
実は少々心理作戦があり、キャラクターや楽しい格好をすると、怪我をしたことへのストレスを緩和してくれると感じていました。
大会のコースはおなじみの地域、ルートですので、ある意味少し気持ちのゆとりはあったと思います。
沿道や給水のボランティアさんとのちょっとした交流にも、サンリオ☆強し!
おまけに走るフォームがなかなかキープできまして、腰落ち(重心が下がる)を防げたかもしれません。30kmの壁、35kmに失速もほぼ感じず、無事に完走することができました。
序盤の茅場町あたり、対向車線側をトップ集団の男子→女子のエリートランナーが颯爽と駆け抜け、リアルで秒速の観戦?ができたのも醍醐味です!
そういえば、ゴール目前に有森裕子さんがいらっしゃり、ハイタッチしていただきました。
実際には各地、世界から多勢集まっているのですが「東京がひとつになる日」の大会スローガンの意味を私なりに実感した一日でもありました。
今年はゴール後にマスク装着し、撮影なども可能でしたので、同じタイミングでゴールを切った方々とその場で撮ったりと、喜びを分かつ感じでしたね。
たまたま同じタイミングでゴールしたベルギーダンディのランナーさん、徳島から参加のドラえもんランナーさんと。
2020年の幻の大会メダルも頂戴しました。
毎年、なかなかデザインのコントラストがあります。
2021年の10月開催予定大会もコロナ禍で中止になり、2022年3月に移行。東京オリンピック同様、年号が飛びました。
ゴール後にもらうネル生地風ポリエステル100%のカラフルポンチョ(asics製)は、前後のロゴ入れを変えたりなど、多少デザインが変わりました。
「ふだん使えない」という声はときどき聞きますが、個人的には風呂上がりにあまりに急いでいるとき、とりあえず被ると吸水と保温を兼ね備え、それなりに使えています。
大会で高揚感があると、つい怪我を忘れていましたが… 閲覧注意。
捻挫直後よりだいぶ腫れはひけていますが、色がお見苦しいということは回復後半に向かっている模様です。豆ちゃんもできています。
というわけで、大会前にアクシデントがありながらも、アクシデント以降がトントン拍子に進み、記憶に残る本当に楽しい大会のひとつになりました。
ありがとう東京マラソン2023!!