⭐︎ 画像:東京マラソンオフィシャルサイトより
今年もキティちゃんの仮装で東京の街を走らせていただきました!近年、仮装ランナー化しております。笑
コース上の絶え間ない応援を肌で感じながら走るのも、一つの楽しみ方かもしれません。
エリートランナーや選考レースの観点では高速レース展開が期待できるコースですが、市民ランナーにはランナー密集で追い越しが難しいという声も聞きますね。
私は今回はストレスなく、マイペースで走りました。
⭐︎ 東京マラソンEXPO
東京マラソン自体に大きな変更はありませんが、個人目線から、昨年との小さな違いを幾つか挙げてみたいと思います。
• 海外からの参加がさらに増加
シックスメジャーの一つとしてエントリーする人や、東京で6大会をコンプリートするために来日している人もいるようです。国籍も実にさまざま。
EXPOでは記念グッズを大量に買い求める姿が目立ち、入場規制で30〜60分待ちのブースもありました。
外国人枠を増やしたという話も聞きますが、公式情報はわかりません。
Running Street 365 の記事によれば「2025は過去最多の18,000人の外国人ランナーが参加しており、全体の参加者数が38,000人ですので、2人に1人は外国人・・・世界中の159もの国から参加者が集まっていた」とのこと。
走っていてもそんな感覚でした。
• スタート前の流れ
新宿駅または都庁前駅から誘導に沿ってブロックへ移動します。
昨年はFブロックだった私が今年はHになり、スタートゲートに入るまで1kmほど歩きました。気温が高めの朝だったので助かりました。
• トイレ待ちの混雑
スタート前にトイレ待ちで31分かかりました。珍しいというか…何か運営のオペレーションに不備があったのかもしれませんね。みんな並んでいるので、スタートには間に合うという集団心理の安心感はあります。
• 終盤の給水不足
8kmを残したあたりから給水が売り切れ。後続にはまだ2時間以上もランナーが続くはずなのに、対応が追いついたかは不明です。
• コース上の段差対策
公道には小さな段差やつまずきやすい箇所がありますが、今年はそこに厚いテープを貼るなどの修復が目に留まりました。ありがたいですね。
• 沿道パフォーマンスの撮影禁止
ダンスや演奏などのパフォーマンスで「撮影禁止」の表示が増えました。特に女子チアダンスは昨年から「動画・撮影禁止」が目立っています。
• 私設エイドの増加?
コロナ禍後は減少していた私設エイドが、今回はコーラやそうめん、梅干し、フルーツなどを提供していて活気を感じました。
私は終盤の筋肉痛がひどかったので、沿道の方にエアサロンパスを吹きかけてもらい本当に助かりました(涙)。
東京マラソンあるある?
• スタートの時差
開会式や車椅子ランナー、エリートランナーのスタート後、5〜30分ほど経ってから一般ランナーがスタート。
今年の4時間半ゾーンはスタートライン通過まで18分かかり、フルを長く楽しめました 笑
• あっという間のフィニッシュ
応援の熱気と声援が途切れないせいか、しんどさはあるのに、距離感に関しては気づけばフィニッシュしている不思議な感覚です。
• ボランティアさんの笑顔
ランナーと同じくボランティアも応募制で、人数が多いと抽選制になるそう。東京メトロの社員さんが参加することもあるそうです。給水・給食のたびに力をいただきます。
• ゴール後の動線
スタート時と同様、ゼッケンの色によって9分類に分かれたルートを移動。実際はランナーのかたまりで進みますが、メダルは自分から近づいてかけてもらうスタイルでした。さらに、手荷物を預けている場合は大手町界隈のビル街を長く歩きます。
• 写真の撮り合い
フィニッシュ後、近くの見知らぬランナー同士で写真を撮り合うのは毎年の光景ですね。
• 完走賞とポンチョ
スポンサーからの完走賞はEXPO関連商品です。ヤマザキパンさんのランチパック、サントリーさんのノンアルコールビールの時代もありましたね。
走後にもらう大会ポンチョを着た人が東京駅や電車内に多く、最寄りの駅で出会うと少し会話がはずみます。
レース後半、気温が20℃を超え始めると歩くランナーが増え、私も久しぶりのフルということで太腿が固まってきました。
25km付近の清澄公園ではHisamitsuのエアサロンパスを脚全体にかけてもらい、中央分離帯の段差と柵を利用してストレッチもしながら進みました。
帰宅後に大会中継の動画を見ると、エリート集団と市民ランナーの熱気は同じでも、目指す世界は全く違うと感じます。
ただ、ゼッケンをつける一人ひとりに、それぞれのRunと日常がつながるドラマがあるのだろうな、と走りながらぼんやり考えていました。笑
マラソン大会にはどれもそれぞれの魅力がありますが、東京マラソンの独特の熱気とパワーはやはり醍醐味で、東京マラソンらしさというユニークさが定着しつつあるようです。
というわけで、ありがとう東京マラソン2025!!