昨日は、久しぶりにグループでヒプノセラピーを体験していただくワークショップ『内側からカタをつける』を開催しました。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。 (header image created by DALL-E 3)
今回の全員に共通するお題は、「カタをつけたいこと」。
それぞれに、メインとなるテーマを2つ以上お持ちいただきました。
内容は、人間関係、感情的なこと、仕事やアイデンティティ、家や不動産にまつわることなど、さまざまでした。
日常のなかで「これを何とかしたい」「すっきりさせたい」と感じていることを、それぞれが胸の内に持って集まってくださったように思います。
個人セッションでは、体験中のご様子をその都度うかがいながら、それに応じて次の誘導を重ねていきます。一方、グループワークでは、ある程度大きな流れを決めたうえで、その誘導のなかからご自身に関係する部分を潜在意識で拾いながら、体験を進めていただきます。
体験の内容だけでなく、体験中の意識の感じ方もまた、人それぞれです。
「はっきり体験していると思ったら、ふっと途中が途切れて、またしばらくすると体験していて……それが続くのですが」というご質問もありました。
まさに、催眠状態の深さが移り変わる感覚を体験されていたのだと思います。
なかには、周囲から見ると眠ってしまったように見えたり、軽いいびきをかくような状態になったりすることもあります。
和室に座布団を寝やすいよう整え、フルフラットで横になっていただきました。膝掛けや顔にかけるものをご持参いただいた方もあり、姿勢や過ごし方は比較的自由です。また、体験中は身体の代謝が変わり、お手洗いに行きたくなることもよくありますので、部屋の出入りは自由にしていました。
今回は、全体で75分ほどの体験を、次の3つの構成に分けて行いました。
• 信念体系 ― 習慣 ― ご自身の「カタをつけたいテーマ①」
• 人間関係や感情 ― 愛 ― ご自身の「カタをつけたいテーマ②」
• タイムライン ― チャクラ ― スピリチュアル
今回は、健康面で「カタをつける」というテーマは、意図的には誘導の中心に入れていませんでした。
ところが翌朝、参加者の方から、こんなお知らせをいただきました。
『昨夜、腰や背骨のストレッチをして寝ました。今朝は快腸で、最近の便秘にカタがついたのかと思い、思わずメールしてしまいました・・・』
もちろん偶然ということもあるでしょう。ただ、ヒプノによって内臓や身体機能が休まりやすくなる、ということ自体は十分に考えられます。全身はつながっていますから、日頃の精神的な緊張や滞りが、体調に投影されることは少なくありません。
また今回のワークでは、3つの区切りごとに、「カタをつける」テーマに関連するセイクリッドアクティベーションも流していきました。そのためか、ヒプノセラピーはともすると時間を忘れて長くなりやすいのですが、流れが整い、時間どおりに体験を進めていただけたように感じます。
ワーク直後の段階では、ご自身がカタをつけたいテーマがこの先どのように動いていくのか、まだはっきりしないこともあります。
一般には、ヒプノセラピー(催眠療法)の作用は少し日数を要すると言われることもあります。ただ今回の印象では、皆さまはもう少し早く動きが現れるか、あるいはテーマそのものを以前ほど気にせずにいられる方向へ進むのではないか、という感じも受けました。
ヒプノセラピーのなかでは、現実世界では変えられない過去から未来への出来事の流れも、自由意志にもとづいて、配置や順番を柔軟に捉え直すことができます。当然、ご本人の意に沿わないことが無理に起こるわけではなく、潜在意識の体験も自然な範囲で進んでいきます。
困った課題があると、それを解消すること、解決することばかりに意識が向きがちです。しかし、ヒプノセラピーを体験すると、無意識のレベルでは、物事は決まりきった絶対的なものではない、という感覚を内側から示唆しやすくなるように感じます。それは、価値観や信念、人間関係、あるいは歴史的・個人的な理解のしかたに対しても同じです。
思考が強い方は、セラピーが終わったあとに、体験を頭で理解しようとすることもあります。きっと、それもまた自然なプロセスの一部でしょう。
ふだんから、意識を少し自由にするゆとりや、創造的な時間や場を持つこと。それはセラピーという意味でも、そして日常を「何かに困りすぎずに」生きるためにも、大切なことなのかもしれません。
最後は少しお茶の時間を取り、ご質問やご感想をうかがいながら、ゆったりと終了しました。
また追って、皆さまからその後のご体験やご感想もお聞きしていけたらと思っています。





















