せっかく何かに集中しようとしているのに、誰かに、何かに邪魔される。一日中、年中、まるで意図的に何かが働いているように邪魔が入り、思うように捗らない、といったことはあるでしょうか。
今回は、ランチタイム瞑想体験のアンケートで、偶然にも何人か似たような感想とご質問がありました。
Dさま「一人になれる部屋に居ても、家族から呼ばれたりした時に、とても大きなまるでディノザウルスが持ってる様な鋭い歯が迫ってくるイメージが有りました。対応せず瞑想会を終了させましたが、そんな時の対処法はどうしたら良いものか。家族か多いとそう言う事も起こり得ます。」
Eさま「残念ながら、家族がいるため集中できなかった。事前に家族には周知したものの、理解してもらえず。(家族というのは高齢で、理解する能力がだんだん弱くなっているので仕方ないというか、、)」
Fさま「リラックスしましたが、途中で家にいる子供たちの話し声が聞こえて気が散ったところはあります。邪魔されずにゆっくり体験するには環境を変えたほうがいいでしょうか」
こういう時、そういう時期はあります。それぞれケースバイケースで、それぞれのご事情に引っかかっている可能性はあります。たとえば、家族関係や、生活のあり方、過ごし方などのなかに紐解くヒントがあることでしょう。
ご自分が「邪魔が入った」「あぁ、せっかく・・・(集中できない)」と感じる場合、とかく、自分の内側が落ち着かず、あれこれ忙しいの場合が多いようです。外に見える現象、人間関係を介して起こることも落ち着きません。たとえ、自分の内側が落ち着けない理由は、絶対周りにあるように感じていても。
エネルギー(氣)の観点からお応えすると、本当にいろいろな現象をお話したくなるのですが(笑)それでは遠まり。面白いネタだけど、核心から離れるかもしれませんので、1点にまとめたいと思います。
・邪魔が入った、邪魔されたと思う心(意識)が、邪魔。
では、その邪魔をどう取り除いたらいいのか?と尋ねられそうですが、今は、その質問も邪魔の範疇かもしれません。
邪魔と感じる、不愉快と感じる、その対処法は?
そういった感じ方から放れてみる、どうにかしようとせず。邪魔に感じることに気持ちを取られず、ご自分にとって重要なことに専念したり、心地のよい感じ方や愛のある思いを優先していけば、「お邪魔」はやがて退散していくでしょう。
以前、
Kさま「うちは商売をやっているので、年がら年中家に人の出入りがあって本当にセカセカ世話しないんです。でも、今日こそは私は休みを取らせてもらって、ゆっくり前世療法を体験しに伺いました」
と明るく闊達にセラピーにいらっしゃいました。さて、早速セラピーを開始。お疲れもあるのかすぐにリラックスし、イメージ豊かに前世に移行されたのですが、どうしたわけかセラピー中にさまざまな邪魔が入ります。Kさんの携帯のバイブが鳴ったり、当時の事務所はお部屋の入り口がすぐ玄関だったため、突然宅急便の方が大きな声でいらしたり・・・
Kさんのセラピーに支障がないか、内心どきどきしましたが、当のご本人は、気がついても気になさらず。おまけに途中で「トイレに行きたくなりました」と起き上がり、用を済ませて、続きを体験・・・といった具合。
セッションが終わってから「結構にぎやかでしたよね。予定外に荷物が届いたりして」とお話すると、既にもう記憶にないかのごとく、前世の体験の繋がりについて質問されました。
日常、つまりKさんのふだんの常態が、特にエネルギーレベルの体験をしているときには顕著に具現化(現実化)したのでしょう。ご本人にとって、ある程度のワサワサ感はむしろ自然だったのかもしれません。