「宇宙からのサポートありますか?」
あるといえば、地球に住む生き物すべてがYESですね。
では・・・「宇宙からのサポートを実感していますか?」
いかがでしょう?
聞いてしまえば「なんだぁ」かもしれませんが、
今日もひと時途切れず、空気を吸うことが自然に可能であれば、屋外で上を見上げて空が見えれば、それは宇宙からのサポートです。
もっとも、病気や障害など何らかの事情で、空気を吸うことがままならない方もいらっしゃるでしょう。
それでも、他の何かは、宇宙からのサポートがあり、またむしろ一般より苦境にある経験が長い方には、宇宙からのサポートで生かされていると、後々実感なさるケースが多いように感じます。
ワードとして「宇宙からのサポート」といえば、ひと昔前よりスピリチュアルに関心の強い方々は、
独特な解釈や理解をしているかと思います。なぜなら、身体(肉体)を持って生きる存在にとっては当然のことでありながら、その観念を別次元で感じているからです。どの次元であれ、どんな観念であれ、実感しているなら、結局それで宜しいと思います。
ところが、実はあまり「宇宙からのサポート」を実感していない、腑に落ちてはいないのだが、「どうやら、宇宙からサポートを受けているのだから、安心して生きてよいらしい」と読み聞いて、知っているのだが、ピンとこない方々が少なくないようです。
前出の肉体をもって「生きる」うえでは当然であり、日常に埋もれていて忘れがちなものでしょうが、
スピリチュアルなど、物理的に目に見えない話になると、特別感、怪しい感、または崇める感が増すのでしょう。
あるいは、深い部分では(それこそ潜在意識など)百も承知でいるのに、何か別の自分の知らないスペックなところで、宇宙と繋がっているのか?!と理解に手間取っているのかもしれません。
年始に電話カウンセリングをお受けになったIさん。
芸術関係のプロフェッショナルなお仕事をしていらっしゃいますが、近年過度期があり、仕事の広がりを模索中でいらっしゃいます。そして、ふっと家族や子供達の将来を、社会人の観点から考えたとき。
Iさん「自分の好きなこと、天職だと思ってやってきてしまい、
ふっと家族の将来を考えたら、年金のような蓄えが十分にあるわけではありませんし、
このままで大丈夫なのかと思ったりしています。
スピリチュアルやもっと高次のところからは、大丈夫なのか知りたいです。
よく〈宇宙からのサポートをもらっているから大丈夫ですよ〉と言われたりするので、
大丈夫なのかなぁ、と思っているのですが・・・」
この手の宇宙やエネルギー系の話は、一度は理解したり納得しても、日常のなかで、とりわけ波動が下がり悶々とするうちに(つまり調子がよろしくない)、“肝心なこと”を放念(すっかり忘れちゃう)性質があります。
ある程度、高い意識(高尚、冴えている、雑味のない思考、等とも言います)のときには、自ら気づきますし、そのように活きているはずです。
仕事や人間関係で悶々としているときは、スピリチュアルや精神世界の理解がズレたり、はたまたまったく違う方向へ向かってしまいます。
中でも、よくある、何気にタチがわるいのは、スピリチュアルや魂の世界が欲と結びつくときです。救いや導きを求めているはずが、依存や執着に変身します。
するともうごちゃごちゃ・・・・
「宇宙」(←こちら精神の宇宙です)を実感し、
「宇宙」の中で循環よく活きるには、ポイントがあります。
まず、「宇宙」で活きるとか、「宇宙」の仕事(勤め)をすることです。
「宇宙」の志、意図、感覚、感性が内在している、仕事や活動や生活です。
先のIさんは、「天の仕事」としては代表的な芸術関係ですから、そこは一般の社会の職業に従事している方より、入り口が入りやすいです。しかし、入り口が入りやすいものの、どのような志、思い、感覚で、それらを為しているかが非常に鍵となります。
逆、社会の中で職業として、時に仕事と割り切ってやっている方でも、その職業や仕事や役割について、自分なりの志、思い、意図、何らかと活かすような働き方をしているなら、おおいに「天のお仕事」をしています。
要するに、「宇宙」のポイントでは、何をしているかは結果として物理的に現れますが、その結果に対する本質のところで、機能しています。
社会では、職業や仕事と位置付けられない「活動」や、家事、育児、ボランティアなどでも、天のお仕事として宇宙の循環よくサポートも受けている方はたくさんいらっしゃるでしょう。
もっとも「宇宙」の摂理など知識としてご存知ではないかもしれないですが、経験や実感として「そういうものだね」と感じていらっしゃるか、無意識に自動運転といった具合です。
ようは、私たちひとりひとりの(時にソウルグループのような仲間で活動することもある)、天から任されていること(仕事など)をちゃーんと、一生懸命(手を抜いたり、ズルをせず)やっていれば、宇宙のサポートはありますよ、ということ。
なぜなら、一生懸命、やることをやっているときは、先のことをあれこれ危惧せずに、集中しているからです。集中しているゾーンに、宇宙のゲートがあります。
ご相談された時点でのIさんが、宇宙のサポートをしっかり実感しきれない感覚があったのは、他の悩みや問題に巻き込まれていて、本来のお仕事に対して集中して取り組めない状態にも起因していたようです。
しかし、このような、時に宇宙から途切れているような意識も、地球では頻繁に起こり、あまりに離れすぎるなら、ちゃんと戻すような(強制終了、再起動な感じ)措置が取れます。
自ら、習慣的にキープするよう心がけるなら、お掃除ロボットが電源に戻る感じを留意するとよいでしょう。
結局、宇宙からのサポートは、宇宙の中で働いている意識があるほど、自然な循環の中で感じとるといった具合です。このシステムを模写したのは、実はこれまでの社会の中の年金や保険でした。
でも、宇宙の構造が変わった(それはアセンションと呼ばれたりしました)ため、既存の社会のシステムが機能しずらくなったのです。
社会で宇宙を構築するには、管理、組織、制限や制約が必須でした。
※しばしば男性エネルギーが強い時代と言われます。
そして、社会を豊かにするためという理念があったとしても、豊かさは通俗的には人の欲に転嫁しやすいもの。
宇宙のシステムを社会におろすには、学びの時期だったのかもしれません。
ところが、(諸説あり)精神宇宙では銀河系における地球(太陽系)の動きが逆行し、新しい時代(しばしば女性エネルギー優位な時代)になり、それが、かつてのシステムを淘汰した要因になっているそうです。
それこそ、男性エネルギー優位な時代であれば、このような科学的根拠のないお話は、一笑に伏されたことでしょう(笑)より感覚的な、精神的な話が一般的に広がっているのも、女性エネルギー(創造的)の特徴です。
精神宇宙は、肉体を持ったひとりひとりの、物理的に目には見えないゾーンにあります。この目に見えないゾーンは、私の身体、あなたの身体のような明確な分離や仕切りがありません。
だから、宇宙の範囲はさまざまに(そもそも物理的な「範囲」のように仕切れないし)、他者と(人間に限らず、地球上の生物、自然、物質〈エネルギーは呼応するので〉、霊界の存在、宇宙人 etc)共鳴したり、集まったり、繋がったり、重なったり・・・
そこは、
物理的なウソ/本当、物理的な領域で言う一般的な時間、物理的な領域で言う場所などにも一部呼応しますが、
もっと大きな集合のパイなので、一般の知識や観念を大きく包括するシステムになっています。
結構、あとから遅れながらも、私たちの身体が活きている社会は、宇宙のシステムの研究や理解に勤しみ、部分的に採用し、ここまで地球上の人類の進化、文明の発展、昨今ではテクノロジーの進化に至っています。
「宇宙」で活きること、あえて「宇宙のサポート」を受けることも、そのような知識を前頭葉で理解していなくても、自然に為されています。ただ、あまりに、「サポート」や安全、保守が、近代社会の切り出した概念に限定された故に、よく実感できない模様なのです。
たとえば、その中で代表的なことは、「自我による欲で使うお金」にマインドが満たされてしまうと、
魂(本質)と宇宙のコネクションが途切れがちになります(wifiやネット回線が入りにくい、ようなー笑)。
「価値としてのお金」などに感じる、大事に扱っていくと、お金の面でも宇宙の働きを感じ、実感しやすくなるようです。
宇宙を心がけると、いわゆる、心がけがよくなります。「当たり前」に感謝や恵を感じるようになります。感謝や恵を感じるとき、人は自発的に活きるようになります。
昔の日本では、宇宙のサポートを
「お天道様(おてんとさま)」
「御先祖様」
「仏さま」
などなど、親しみをこめ、自らを戒めつつ生きていたのかもしれません。おかげで、歴史が動けど、日本には神風が拭いたり、守られている民族、などと呼ばれるのかもしれません。
なお、宇宙、お天道様、御先祖様、仏様、神様と呼ばれる本質は、世俗でいうところの試練、苦悩、痛み、悲しみなどと受け取るものを、ときどきお与えくださいますが・・・それらも大きなサポートです。