May 2022
こんにちは。志麻の 今月のメッセージ です。
メッセージは、文字と音声でお届けしています。音声でお聞きくださるときは、音声バーの再生ボタンをクリックなさってください。
4月に続き、今月もリスタートのテーマについて、今回は次元を交えてお伝えしようと思います。
精神宇宙の世界では波動や次元というワードがよく飛び交いますが、肉体を持って生きているとき、5次元の世界に身を置いて活きることは難しいことです。
よく言われるのは、臨死体験のような特殊な状態や、せん妄の起こるような肉体にエネルギーが希薄になり始めている時、自分自身としては、どこにでも同時に存在するような認識を抱くようです。
ふつうに肉体が健康な状態でありながら、5次元の超越意識(普通の意識を超えているという意味で)を、これからの地球や私自身の暮らしにうまく適応するとしたら、いかがでしょう?
実際には、どんどんそちらの方向、つまり5次元のグリッドの方に移行しているようですよ。
お気づきでしょうか?
徐々に移行しているので、あまり認識していないまま、グリッドを跨いできているかもしれません。
概ね、3次元の主流となるグリッドと行きつ戻りつの時期がしばらく続きます。
完全に次元が移行するまでのプロセスは、ある意味、順応する練習期間です。
人は、よく便利で快適なものに移行するのが億劫だったり、むしろ尻込みをすることがあります。
やはり、お馴染みの慣れたものの方が楽だし、便利で進んでいると言われても、それを実感するまでは、新しく便利なものでも先延ばしにする習性があります。
変化にはパワーとゆとりが必要ですから。
例えば、スマートフォンやタブレットが普及するまでのプロセスはわかりやすいです。
これは、次元の移行を象徴する立役者です(立役者という言い回しがレトロですがー笑)。
ディバイスがこれまで浸透するには、もはや空気と共に当たり前なインターネットという通信網も、私たちの意識の次元を引き上げています。
特に時間と場所が物事を決める3次元の大前提から、私たちの考え方、行動を解放しました。
さて、最近、皆様の心境、状況はいかがでしょう。
「停滞している」
「一区切りがついてこの先はどうしようか」
「過去の心配を引きずっている」
「将来を考えて備えなければならない」
など、この中で一つでも該当するとしたら、3次元のグリッドから自由になっていない価値観があるようです。
ところで、5次元以上の構造を、人の肉眼ではカタチとして認識できないと言われています(知覚できない)。
ただ概念としては、理解は深まってきていますね。
今の時代を生きていらっしゃる皆様が、これからの次元に適応して生きやすく過ごされるには、少しずつ意識の切り替えを試みていくと良いでしょう。
既に、今とてもガッテンのゆく感覚で過ごしているよ、とおっしゃる方々は、ご自身のタイミングで5次元のグリッドに意識を置いていらっしゃるのでしょう。
ここでは、潜在意識、精神宇宙の観点から次元の話をさせてもらっていますが、他にもさまざまな解釈や認識において、5次元に匹敵する措置を取られていると思います。
5次元のグリッドに意識を置くと、いつでも、どこでも、何においてもリスタート、再出発、再起動が可能です。そもそもリスタートの「リ」という「再び」の文字さえ、必要ないものですね。
意識レベルからリスタートするコツを1つにまとめるとすると、物事、やること、すること、こうしたらこうなる、こうなった、という「これが現実」という見せかけを見破ることです。
そして、物事と時間の関係に囚われず、自由であることです。
そうすると、むしろ、それぞれの物事の本来の価値を発見したり、豊かで伸びやかな時間を過ごすようになります。
それが、並行世界やパラレルライフといった、あらゆる可能性が実際にあることを、体現するものになります。
人生をリスタートする、と決めて、
「さぁ、何をやろうか」
「その前に何を終わらせようか」
そんなお考えが発生したなら、きっとリスタートする前の生き方や価値観からきているはずです。
「今から何かをやっても無理」
「何歳だからこれはできない」
こちらの主張も、3次元ベースのグリッドです。
このトピックが「実感としてわかるよ」、とおっしゃる方は、復習になると思いますが、このトピックが難しく感じる方は、まず、物事と時間の関係に囚われず、可能性は無限にあることを意識なさっておくと、追々キャッチアップできるかと思います。
これこそ、遅いも速いもないですから。
今が何か窮屈である、のびのびしないと感じられるなら、おそらく次元移行へのお誘いです。
というわけで、今月は次元を介して、リスタートのテーマを扱ってみました。