久しぶりのマラソン大会ネタです!
市民ランナーの中でもよく知られている秋の大会のひとつです。
昨今のイベント同様、第42回大会はコロナ禍で3年ぶりの開催となりました。
歴史も長く、つくば市、筑波大学が推しており、地域の一般市民にも広く浸透している大会なのですね。
11月13日(日)は、絶好のランニング日和!
秋空に、銀杏と紅葉の並木が非常に美しく、「晩秋を駆け抜ける」を実走!
あいにく、スマホを持たずにスタートしたため、また前後も撮影意思がなく(笑)文字のみです。
オフィシャルの当日中継を「第42回つくばマラソン」youtubeでご覧いただくと、景色や雰囲気がわかると思います。
スタートは、つくば駅から徒歩30分ほどの会場「筑波大学」です。
学園都市構想と大学キャンパスのある街、というイメージでしょうか。
東京から1時間半で到着するものの、臨時列車の混雑も予見し、駅前のホテル日航に宿泊し、同じく泊まっていた女性ランナーさんと人の流れにそって会場へ。
以前(今年の東京マラソン、名古屋ウィメンズ)に比べ、体調管理やPCR検査等は簡略化され、検温のみ。
検温が済むとリストバンドをつけてもらい、これで出走可能になるシステム。
「検温にご協力くださーい」と、何度もスタッフさんがアナウンスされていました。
「いや、これって義務じゃねぇ?」という声が、どこかから聞こえてきました(笑)
例年より参加人数の制限があり、確か、9000人弱の参加者とのことでした(開会のお話より)。
昨今、定員割れになる有名な大会が出ており、若干のブームの引きもあるような噂もありますが。
どの大会も、女性のほうが2、3割と、少ない参加ですね。
女子トイレは数が多く、また日本の先鋭的なToilet文化のおかげで、簡易トイレも洋式化で清潔。除菌用ペーパースプレーも完備。
スタートは、大きなアナウンスや音楽はなく、大学構内のせいかアカデミックに、市長さん、副学長さん方の励ましのお言葉が響きます。こういう場でよく聴き入ってみると、為になるひと言をいただきました。
先頭には、白バイの先導と、注目のトップランナーさんが号砲を待ちます。
以前は一斉スタートでしたが、時代はすっかり数分おきに間隔を開けるウェーブスタートが採用されています。
そう、密回避ですね。
私は9:10のグループで、同じくらいの走力かな、というランナーと一緒でした。
最初3km過ぎくらいまで、さながら体育の集団走のようなかたまりで、徐々にほぐれていく感じです。
先頭の速い方々は、追い越せないため、結構そこがしんどいと思います。
個人的に、私は最初から太ももの付け根周りが痛かったので、本大会はエイドの補給食を完食する目的でいくことにしました(笑)
先月、ロング走でお世話になっている方々と、30kmくらいの試走会に参加したので、見覚えのある景色です。
大会は車道ですが、試走はもちろん歩道です。
秋の、どんぐり、栗(イガグリ)、銀杏が避けようのないほど路面に落下しており、それはそれで別の難関でした。
大会の日は、さらに黄葉・紅葉・オレンジ葉がグラデーションにつらなり、しかも、かなりの高木で(神宮の銀杏並木より高く観えました)絵画のように美しかったです。
ドローンで上空から並木とランナーのカラフルなウェアーを撮影したら、かなり映えそうでした(笑)
気温は、スタート時点16℃くらいでしたが、日中にかけて、22℃ほどでしょうか。
道を曲がるたびに、ときどき筑波山が観えましたので、うっすら雲のかかった晴れ。
個人的に暑さの中を走ることは慣れているほうですが、25kmくらいから、救護所が盛況になっていました(心肺や体調というより、脚攣り仲間が多かった印象)。
給水所はポカリスエットとお水の両方あり。9km以降は、約2.5km間隔ごとの設置。全てのポイントで一口飲むなり、浴びるなりさせてもらいました。
疲れて、痛みを感じているとまったく愛想はなくなりますが、ボランティアスタッフさんが、お水と応援のひと言をくださるので、前に進めますね。
ひと頃、やはりコロナ禍の直後は、給食はほぼ置かないか、飴など包まれたものに限られていたようです。
今回のつくばマラソンでは、
つくば福来みかんまんじゅう→冷凍ブルーベリークレープ→冷凍原宿ドック(冷凍でも外気温度で食べ頃になる)→冷凍りんご(1/6カットサイズか)→冷凍たい焼き
と記憶鮮明に、覚えているほど、好感度な補給食をいただきました。
ふだん、走っているときに食べるもので、急に体調や脚が変わってしまうことがあり、様子見することもありますが。。。さすが「マラソンを科学する」という大会スローガンのとおり、検討されたものだったようです。
たい焼きのエイドのボランティアさんとお話をしたら、
「はい、今回は個包装にこだわったそうですよ」
とのこと。ご配慮に感謝です。
地方都市、ご当地的な大会では、そこならではの名物が登場し、遠征型旅ランの魅力ですね。
大会の沿道も、そして学内も、適度に応援してくださる地域の方、学生さん、小さなお子さんたち(幼稚園〜小学低学年かな)もちらほら。
だいたい、どの大会もコース上には高齢者の方々の施設やホームがあり、沿道の近くで車椅子から手を振ってくださったりしています。
誰かしら余裕のあるランナーが手を振り返したり、「ありがと〜ございま〜す」と返えし、和みの雰囲気になります。
なんでも、「ありがとう!」「ありがとうございます!」と、応援に応えるべく、声出しの練習もしているランナーさんもいるようです(笑)
そういえば、30kmあたりから、やや強風が吹いてきました。
しかし、幸いにして、背中からの追い風。すると、沿道でチームTシャツを掲げていた人が、
「今、追い風だよー!走って、走って! 先頭が来たときは向い風だったんだよ!」と半分応援、半分情報をくださいました。
38kmあたり、ラスト5kmほどになると、再び筑波大学のキャンパスに戻ってきます。
比較的フラットなコースで走りやすいのが評判なつくばマラソンですが、最後に少しアップダウンがあります。
構内特有の、車のスピード抑制のための段差や中央分離帯があり、その近くでは「段差があります、気をつけてください!」と生の声でアナウンスしてくれていました。
工事現場のように録音アナウンスではなく、ランナーが通るたびに言ってくださるのは、やはりコケるの防止になります。
大事になる前、予防の手間をちゃんと配慮されているように感じました。
ちなみに、フィニッシュ後にランニングチップを自分で外そうと試みると「脚が攣って倒れられると余計大変ですから、私たちがやりますよ!」とスタッフさんがシューズのチップを取ってくれました。
(もっとも多くの大会がそうです。しゃがめませんし、指もおぼつかない)
キャンパスに入ってから、往来があるので少しもどかしいものの、落ち葉の絨毯をかけわけながら、最後は大学内の陸上競技場でフィニッシュゴールをします!
出展ブースや閉会式は行わないので、本当にあっさり、終了です(笑)
が、大人な運営のおかげで、滞りなく、帰路につきました。
途中、練習会でたびたび一緒になるラン友さんと出会いながら、そう、帰りも駅まで30分徒歩です。
ポツポツと小雨が降りそうななかでしたが、一日、自然環境にも恵まれました。
今回は3kmから終始同じ部位が、同じ程度で痛みがあったので、「焦らず、慌てず、諦めず」で完走しました。
これは、秋からバーチャルで参加したasicsの10週間のプログラムで、コーチの方が、どんな走力の人にも共通におっしゃっていたメッセージでした。
すると、私も42.195kmという距離そのものから、ストレスを感じず、ただ、走っていることにだけ専念し、その時々の風景ややりとりを愉しむことができました。
よく、「マラソンはメンタルだ」と言われます。
メンタルということは、宇宙系(Spirits)の精神世界の領域とは異なります。宇宙系は、頑張らないし、痛みや苦悩を回避します(笑)
人間にとっては、肉体(Body)と精神(Spirits)を取り持つようなイメージのところにメンタル(Mental:心・思考・感情)があります。
メンタル次第で、肉体や精神との関わりが違ってくるものです。
メンタルはどちらに向いても、それなりに重たい密度ですので、肉体的・精神的に生きるうえでの「師」のような役なのかもしれません。
「師」は、先生や外部からのハウツー情報などと違って、直接答えを教えてくれません。
メンタルが弱いと、自虐的に苦しむ傾向にあります。が、それは無駄や無意味なものではなく、そこから糧に向かうプロセスがメンタルの価値かもしれない、と感じます。
私の場合は、個人的に、大会後に自分でチャネリングをしますが(過去のチャネリングのWSを使います)、
3km以降からの脚の付け根の痛みについては、「原因はいろいろあり、ちょっと複雑だが、今回は教訓や学びというより、解明や試行錯誤しながらわかること」という応えがありました。
大会に関して他のことはほぼパーフェクトでしたで、これは量子の重ね合わせ法則からすれば、この痛みはパーフェクトの対極に現れたものなのかもしれません。(なんか知らんけど)
と、秋のマラソン大会から、写真のないままつらつらと書いてみました(^^;
☆ 最後に近日予告 ☆
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番宣か?(笑)