精神宇宙における「ブループリント」は、魂の設計図や人生の計画書といったものです。「なぜ自分は生まれてきたのか」「人生の意味とは何か」といった問いは、答えがあるかどうかにかかわらず、人生の道筋を確かにするための大切な指針となります。
ただし、この設計図や計画書が具体的にどのような行動を示しているかというと、そうとは限りません。これらは人生をどのように生きるかを決定するものではなく、素材や質感を選ぶようなものです。次元ごとの違いにより、物理的な領域のそれとは性質が異なります。
人間としての社会性が優位になると、肉体を持たない段階の記憶や価値観は忘れがちになります。
たとえば、「なぜ自分は生まれてきたのか」「人生の意味とは何か」という問いは、古代からのテーマで、答えの有無にかかわらず、人生の指針として重要です。最近、一部が解読された地層の中の遺跡のなかにも、人生における意味を問うものが発見されたそうです。
ブループリントの領域では、肉体を持つ人間の基準がないため、問いと答えの制約を受けずに、そのエッセンスを認識するようになります。
もしかすると、ブループリントのエッセンスを知ったところで、人間社会でどう活かすかどうかは、個人的な関心に納まってしまうかもしれません。
しかし、ブループリントの次元から普段の人間関係や活動を眺めると、すべてがうまくいっていることを確認するかもしれません。
ある人は人生観が広がり、自然に生かされていることに感動するかもしれません。
ブループリントと接点をもつタイミングやきっかけによっても、エッセンスの効用は変わってくるものです。
「晩夏のヒプノティック・ジャーニー」のワークショップでは、「はじめてだと想像がつかない」というご質問があり、「ブループリントを思い出す」手順を簡単にご紹介します。
- 今、ここに存在すること、大地にグラウンディングを確かめる
- ユニバーサルライフグリッド 外界とのエネルギー的な境界
- 太陽神経叢から光が広がり、ライトボディを活性し、感じる
- ライトボディはワームホールに入ることができる 今世に誕生した場面や場所へ移行する
- あなたのブループリントへ導く「ガイド」に、ブループリントを思い出す意志を伝える
- ガイドとともにワームトンネルを通過する
- ガイドへ「ビジョンや言葉(文字、声)として、ブループリントを受け取る体験」
- ガイドへ「感覚、波動、あなたの魂が呼応する体験」
- 肉体時刻2024年の時点で、ブループリントに沿って人生を歩んでいるのか?
- ブループリントに記されていること、暮らしぶり、家族や人間関係など3次元密度の情報
- 愛、調和、肉体レベルの生死を越えるところの理解、悟り、知性、etc
- あなたが特別に知りたいこと、あるいは忘れていること、ブループリントのエッセンス
- 肉体の生活圏にダウンロード可能なエッセンスがあればそうする
- ガイドに体験のお礼と感謝を伝える
- ワームホールを通過しながら、ブルームーンを眺めながら体験を統合する
体験する方の感覚や感性によっては、鮮明にビジョンを視たり感じることもあれば、体験のフェーズによっては何も認識しないこともあります。Kさんは瞑想やセラピーの体験会に慣れていらっしゃるため、部分的なイメージや感覚を教えてくださいました。
【ブループリントを思い出す】Kさんの場合
太陽神経叢から光が広がり、ライトボディを活性化すると、身体が自然に揺らぐような体感が起こった。実際に動いていたのか、エネルギーだけの動きかもしれない。
「今世に誕生したときの場面」は、幼少期のなかでも特に記憶が鮮明な頃の家の中。胎内や誕生の場面かと思っていたが、違った。
左横にガイドの存在を感じた。誘導は先に進んでしまったが、意識の中でガイドと会話ができました。いつも側にいてくれる存在のようだ。
ワームトンネルを通過する際にはビジョンや感覚はなかったのだが、突然呼吸が深くなり驚いた。
ブループリントを知る体験では、数年前に受けた別のセラピーでイメージで見た場所を思い出した。
「肉体時刻2024年の時点で、ブループリントに沿って人生を歩んでいるのか?」と確認すると、
大体うまく進んできたようだ。安心しました!
近い将来、価値観が大きく変わるような出来事が起こりそうな予感がした。
三次元密度の情報では、家族や身内の付き合いが増えそうだ。不思議なことに、普段の人間関係に対する距離感が変わり、「もっと気楽に人と関わればよいのか」と感じた。その方が繋がりを大切にできるように思う。
「愛、調和、肉体レベルの生死を越えるところの理解、悟り、知性」の体験では、これまで多くの生命のもとに自分が存在してきたのだと知った。個人的な転生と、人類の転生は包括的に繋がっている感覚。
「ブループリントのエッセンス」は、とても美しい高山植物の花々として現れた。こんなにも花に生命が宿っていると考えたことはなかった。
Kさんは、体験中に声に出してボイスメモで録音してくださったため、内容を文字に起こすことができました。ご本人が後から読み直した時点で、すでに「こんな体験してたの?」と忘れかけていらっしゃいました。
精神的に非日常な体験は、物質領域の体験や記憶と混濁しないようになっているようで、日常や社会で活動するときには、自動的に忘却モードに切り替わるようです。