歴史を遡ると、処刑を一般の目に晒すという風習が遺されています。 日本の時代劇に登場する罪人、戦国時代の敵国の首晒し、中世のヨーロッパや革命期の混沌とした社会、 君主の力を示す意味でも生身の人間の処罰が群衆に公開されていたようです。 宗教や信念における力により、規範に反したり罰に匹敵…
「不平等」「差別」といえば、社会や集団における人権の問題を連想することが多いと思います。社会人類学や社会学のなかで、不平等や差別の変遷を辿るなら際限なく事例に溢れているでしょう。さまざまな物、システム、技術が進化するなかで、このテーマに関しては発展途上のようです。 人権に関する社会問題だけでは…
人間の感情は、表に表しているそれと異なる心情を抱いていることがよくあります。 学術的に研究されるレベルの論文や一般向けのニュース記事にも、たとえば、「怒りを抱えている人は、根底に悲しみと恐怖がある」とか、「過去の出来事に支配されているため、怒りを抱えている」などのケーススタディがあがってきます…
意識領域における次元の話は、実生活ととても密接に関連があります。2000年以降のアセンションブームにより、それまでの「3次元構造から5次元に移行している」「今、2023年の地球は5次元にある」などの話を見聞きされることも多いのではないでしょうか。 そのなかでも、3次元世界でしばしば引き合いに出…
しばしば私たちの意識はプログラムのようだと、聞いたことがあると思います。 ここでいう意識は、顕在化し自覚できる「顕在意識」、日中生活しているときには自覚のないような「潜在意識」ともどもです。 後者は「無意識にやってしまった!」などと使いますね。 顕在意識・潜在意識と、日常感覚をもと…
むかしは倫理道徳の教えにより「相手は自分の鏡である」とか、近年は精神宇宙やスピリチュアルにおいて「見ている世界は自分が創造している」などという考えが知られています。 モノの見方、捉え方、価値観には絶対的な優劣はないものの、そのときどきで納得するもの、ためになる考えや学びを活かしていけるとよいで…