10月20日、レガシーハーフマラソンに出走してまいりました!
新国立競技場をスタートとゴール地点とするこの大会は、東京マラソンを半分にしたようなコース設定が特徴です。
「レガシー」という名前の通り、大会本部は「スポーツやウェルネスの気運を『レガシー』として末永く継承する」という理念を掲げています。
実際、東京2020パラリンピックのマラソンコースを使用しているそうです。昨年の同マラソンでは、パリオリンピックの予選会も兼ねており、冷たい大雨の中、有名選手たちが白熱のレースを繰り広げました。
完走メダルは、東京マラソンをひと回り小さくしたサイズ感です。
大会当日は、曇り時々晴れ、18℃と走りやすいコンディションに恵まれました。
都内の交通規制を考慮して、スタートは8:00と早め。競技場には6:30から入場可能です。最寄りの大江戸線「国立競技場」駅を降りて、正面に見える入口から会場に向かいました。
国立競技場を利用したことがある方ならご存知かと思いますが、外から見るよりも敷地が広大です。
今回、岐阜から来たラン友のFさんも参加していたので、合流したいと思います。
到着して連絡をしようとしたところ、なんと目の前にFさんがいて、私に気づいてくれました。移動の電車内で波動系のことをやっていたためか?!謎の電波が飛んでいるのかもしれません(笑)
今回も楽しみながら完走!を目標に、仮装ランはミニオンに決めました。ドラゴンズファンのFさんはドアラの衣装です。
ブロック整列時刻まで、表示やアナウンスを確認しながら移動します。ボランティアスタッフの方々が各所に配置されており、困ったときは気軽に質問できました。競技場内の清潔なトイレも利用できるので、設備面は大変快適ですね。
競技場のバックヤードは広く、参加者はブロックごとに並びます。
短い開会式が終わると、招待選手の紹介があり、まずは車椅子の部がスタート。
その5分後にエリートランナーと市民ランナーが一斉にスタートしました。競技場に出る前のシーンを撮る人が多いですよね。(自分も)
公道に出る前に、競技場の柔らかいトラックを半周ほど経てからスタートライン通過です。
前方には大勢のランナー・・・・しか見えない。
最初に少し上り、その後は下りになりますが、前のランナーが視界を塞いでいるので、傾斜がほとんど見えませんでした。
競技場を出てからも車道は道幅の狭めな道が続き、7-8kmまで集団走が続きました。思い返せば、終始集団走ですが・・・。
水道橋のガード下は往復路とも応援の活気があります。明るい声援のおかげでkm表示の通過点が早く感じられます。神田から日本橋に入ると、街の雰囲気が変わります。
日本橋三越本店ですね。朝9時前とあって、静かな日曜日を走り抜ける感覚です。
ハーフマラソンの折り返し地点。手をあげているランナーが多いのは、前方にはオールスポーツさんの撮影サービスがあるからです。
同じく折り返し地点には、TBSのテレビ中継車が構えていました。はとバスが映えますが、関門収容車でしょうか。
往復とも日本橋を通過。
このコースは往復コースのため、飯田橋あたりでアモス・クルガド選手(ケニア)の先鋭な走りを見ることができました。もはや別の競技ですね(笑)。
今年の夏は猛暑で、長距離の練習は殆どしていませんでしたが、序盤からの集団走のおかげで、安定の楽なペースを刻み続けることができたと思います。
車両を完全通行止めした飯田橋陸橋下は、なかなか普段見れない光景です。はとバス収容車が待機していますね。
当然ですが、フルマラソンに比べるとあっという間の時間に感じます。18km地点を過ぎると、「あと3km」の表示に変わります。
1km手前から、新国立競技場が見えてきました。
集中しているせいか、沿道の会話は案外よく聞こえますし、空気の変化も感じやすいです。
沿道から「(競技場が)見えてるけど、ここからまだ(距離が)あるよね」という会話が耳に入りました。経験者の声でしょうか・・・
確かに、競技場に入ってからもトラックを一周する必要があります。トラックに入ると、不思議と疲れが吹き飛び、皆さんもラストスパートをかけている印象でした。
無事にフィニッシュ!
12,000人以上のランナーとともにメダルと参加賞を手にし、着替えに戻りました。
そして最後に、ミニオンの不思議な世界が始まりました。
この混雑した階段を上がることに躊躇していたとき、同じミニオンの衣装を着た大阪のランナーさんに声をかけられました。
大阪ミニオンさん「(友達から)『間違えて違うミニオン(志麻仮装)に声をかけそうになった』というメッセージを受け取ったそうです(笑)
そこからミニオンの情報網が広がり、『後から若い2ミニオンが走ってくるらしい』という話をゲット。
そんなこんなで、フィニッシュ後に4ミニオンズが揃いました。お二人は福岡から参加とのこと。遠方からラガシーハーフにきているランナーさん、少なくないです。
さて、数々のマラソン大会に参加させてもらっていますが、毎回何かしら面白いことや初めての貴重な経験があります。
最後に今回のボランティアの方々について、エピソードをご紹介したいと思います。
Fさんから聞いた話ですが、「自転車」というサインをつけたボランティアスタッフのチームを見かけたそうです。
大会中は車道や横断歩道を通行できないため、歩行者や自転車、ベビーカーを使う方々は歩道橋を利用する必要があります。そのため、「自転車」担当のボランティアさんは、自転車を肩に担いで運びながら、一般の方の移動をサポートするお仕事をしていたわけです。
給水や交通整理、救護など数多くのボランティア活動がありますが、今回のレガシーのコースで初めて知ったことでした。
・・・というわけで・・・
ありがとう〜レガシーハーフマラソン2024
掲載画像:Dreamstime(ミニオン)/ レガシーハーフオフィシャルサイト(コースマップ・コース高低図)