おかげさまで、2022年のイヤーリーデイングも御志のタイミングが合う方々にお愉しむいただくことができました。おうち時間や行動制限の影響か、内面を整えるゆとりを持ちやすいのかもしれません。
例年よりセラピーのご希望がとても多く、ご自分なりに整理した段階で、セッションにいらっしゃる様子が伺えました。
私も、例年よりボリューミーにしてしまい、DX版においては大河ドラマのようなロングセッションも(汗)
イヤーリーディングのなかで、クライアントさん自身に直接体験いただくパートがあります。
今回は「寅」のイメージをつかい、ご自身の潜在的な現状、乗り越えてきた厳しい冬(試練など)、春の胎動、春から発展にかけての姿、心から望んでいる境地、などを体験いただきました。
自分のエネルギーを、自分で観察し、感じながらの超リアルな体験であり、「今年の自分は、こういう心境で過ごすことを望んでいるんだなぁ」ということが体感・実感できます。
誘導瞑想のような、軽いヒプノセラピーのような、愉しいイメージ遊びです。
もちろん、ここは唯一無二の寅がたくさん登場しました。
寅たちの9割は、「落ち着き」「穏やかな」「ゆったりと構えている」「厳かで力強い」「せっつくことなく」「焦らず寛いでいるような」姿で登場していました。
景観の拓けた、穏やかで、のどかで、日差しが差し込むような、自分の好ましいところで過ごしている様子です。
この寅たち(クライアントさん方)は、かつては、「何かをしなければ」「もっと豊かに幸せになりたい」「責任を果たさなければ」「問題が多く思うようにいかない」「スピリチュアル的に波動を上げたい!」などと、葛藤の多い時期にいることが多かったものです。
それらを片付けた方もいますし、そもそも、むやみに周りを気にかけ過ぎるとか、周囲の期待に応えなければならない義務感から多忙になり、さして重要でないことにエネルギーを注ぎ過ぎていた方が少なくありません。
それに気づいたとき、、、必然的な事に運んだとき、、、落ち着きや穏やかさの中に在るようです。
壬寅年(みずのえとら)は、「新しい種を蒔き育くみ始める」特長があるそうですが、その土壌となる落ちついた土壌、心のうちが大切なのかもしれません。
乗り越えてきた厳しい冬とは、二元論のような分離した意識構造であり、春の胎動とは、それらによる葛藤や分離のない平安を示しているようです。何かに葛藤し、戦うような”時代”は越えつつあるのか?
みなさまの2022年は、どんな寅の姿でしょうか?