7月10日開催のいやしフェアinやはたでお会いした皆さま、ありがとうございました。
思い返せばコロナ禍を挟み、2017年以来、約5年ぶりのフェア巡業になります。
懐かしい出展者の方々や、当時のお客様などにお会いし、急にタイムスリップしたようです。
開催会場のホテル「アクティブリゾーツ八幡」(旧:八幡ロイヤルホテル)の閉館に伴い最後の御礼開催でもあり、主催者様のお声かけでお伺いさせていただきました。
前半は当日の模様を、番外編は、近隣の小倉のプチ旅を綴っていこうと思います。
猛暑、かつ、高湿度、日本の夏らしい一日。
ホテル閉館の事情は、老朽化とのこと。広々としたロビーや天井の明るいシャンデリアなど、ホテル設計にも懐かしさを感じます。
今どきのビジネスホテルや、都心にあるスタイリッシュな高級ホテルの趣向と違い、昭和的な華やぎです。
ホテルの廊下に掲げられたパネル。八幡製鉄所時代から、産業の変遷を感じるところですね。
ちなみに、2015年より官営八幡製鉄所は世界遺産登録されています。(以前のフェア滞在中に見学しました)
私はフェア前泊でしたので、当日朝に、会場となるロイヤルホールにほぼ一番乗り。大宴会場です。
広角撮影もありますが、実際に解放感があり、ソーシャルディスタンスは余裕です。
東京の展示会場等では、前日迄の展示準備になりますが、こちらのフェアは、当日朝から続々と集まり、開場時刻までに整えます。
殆どは近隣からの出展者さんが多いため、車に荷物を乗せて、手際よく設営しておられました。
開場30分前には、ほぼ整った模様。
85ブースの小規模ですが、落ち着いた印象です。
長い間、常連で出展する方々が多いせいか、仲の良さを感じ、アットホームです。
いつも準備と撤収が遅い私も、10分程度で設置完了。ホテル会場は壁や備品への接着がNGのため、取り外しの手間がありません。
お隣は絵描きさんのブースで、黙々と絵の作業を進めておられます。落ち着いたエネルギーに肖りました(笑)
開場して1時間経たないうちにミニ講演の時間です。
15分で収まる「人生の忘れ物と宝物を見つける」誘導体験(瞑想)をお届けしました。
宴会場の一角ですので、話をスタートするとなんとなくゾロゾロとお揃いになり、35人余りのちょうど寛げる規模です。
司会の方が、「瞑想をやったことがある方は?」と問いかけたところ、半分ほど手を挙げられていました。
① 体験に集中するためのカプセルを創る。
② ハート(心)の中のゴミを出す。
③ 気にかけていることをお預け(一時的に手放す)。
④ 階段を降りて、忘れ物を見つける。
⑤ 階段を上って、宝物を見つける。
⑥ あら、最近運が良いかも!という未来予測の体験
⑦ 好ましい体験、体幹を味わう。
箇条書きではピンとこないかもしれませんが(^^;
こんな流れで展開。それなりに賑やかな会場内でしたが、それぞれ体験していただけた模様です。
会場内のアットホームなカフェエリア。レモンスカッシュが美味しかった♪
ところで、フェアやイベントでよく伺うご相談テーマは、
高齢の親御さんや介護について、交際関係(ご家族はあるのですが・・・)、人生の節目をどう生きていこうか?(目的、目標探し)、そしてヒーリングやコーチングなどのビジネスについて、などです。
スピリチュアルや癒しをテーマにするイベントには、それをお仕事にしたい、既にされている方も多いのですが、そこにおける悩みや迷いも多いようです。
それが純粋な悩みや課題であるならまだ自然ですが、本来の目的としていたことからズレてしまったり、いわゆる洗脳やコントロールめいた人間関係により、ビジネスや収益面で成功しなければ、という焦りを持っているケースもあります。
普段の志麻ヒプノに対面、電話、オンラインでご相談いただくテーマとは一線異なるのも、個人的に考察の機会になりました。
会場内のブースで、私が行ってみたいと思ったのが音波セラピーでした。
オーディオセラピーにソルフェジオ周波数やバイノーラルビートを盛り込んでいる経緯もあり、なんだか興味ありありです!
写真を撮り忘れてしまったので文字だけになりますが、
ヘッドホンで低周波の音を聴きながら、全身や内臓機能の状態を測り、その後、不調を整えるために低周波を聴くという、魅惑的な体験でした。
日本ではあくまで医療行為に当たらない範疇での代替的なものです。感覚的な人にはウケは良いと思います(笑)
私の場合、この手の調整体験をすると、その後、率先して自分で調整するような方法や体験に巡り合います。物理的に健康や改善を計らうわけですが・・・そこに促すきっかけになると認識しています。
人、それぞれですね。
単日のイベントはあっという間に閉会でした。
懐かしい出展者の方々と写真を撮ったり、エアーハグをして、東京へ。。。
ちなみに、福岡は東京より30分近く日が長いので、夜6時過ぎても夕陽で日焼けしそうでした。
帰路、福岡空港から搭乗したスカイマークのウィングに、❤️ハートマークを発見。
(他にひまわり、音符マークなどの機もあるそうです)
安全なフライトを約束された気がしました(笑)
というわけで、今回は主催のビガーライフさんにお呼びいただき、本当にありがとうございました。
久しぶりの再会とアットホームなフェアの雰囲気に、私もゆったりしました。
【番外】往路から・・・小倉のプチ旅
先週の長居した台風の影響はなく、澄み渡る空の旅になりました。
スターフライヤーで北九州空港へ。
福岡空港へ飛ぶときは、富士山が見えますが(進行方向の左側窓席)、北九州への空路では見えませぬ。
しかし、なかなか素晴らしい雲海に恵まれました。
ご当地の何かが出るものですが・・・世界遺産とコラボした・・・
ネジチョコ(ネジチョコラボラトリー)7月からの限定サービスでした。味は普通に美味しくコーヒーとよく合います。
羽田空港から北九州空港までは1時間40分ほどのフライトです。到着に合わせた時刻で、北九州空港から小倉駅に向かう空港バスに乗り、50分程度で小倉駅に到着。
こういう移動の連携サービスは有難いです。
小倉駅から、鹿児島線に乗り(10分)枝光駅下車。タクシー、ワンメーターで、先のアクティブリゾーツ八幡ホテルに到着します。
チェックイン前時刻につき、フロントにスーツケースを預け・・・
ホテル近くで地元民に評判の「桃園」にて、ちゃんぽん麺を頂く。
スープはあっさり、初めて食べるのに“懐かしい味”系です!お野菜たっぷりで有難い。
ちなみに、ここにも八幡製鉄所時代の謂れがありました。太麺が主流のちゃんぽんですが、当時の製鉄所時代の昼休みの短い時間に合わせて、細麺を使うようになったそうです。
歯ごたえとベビスタ麺のような風味がクセになると思います。旅先の味にメモりました。
小倉駅のお隣、西小倉駅を降りて、こちら「清張通り」。
「松本清張記念館」に向かいます。実は、記念館で「小倉城」「小倉城庭園」と3ヶ所の巡れるお得なチケットが買えると聞いて先発入りしたのです(^^;
今週末、一番の癒やし、というか覚醒ポイントでした。
松本清張の作品を読んだり、映画やドラマを見たことがあるなら、超オススメなスポットです。
中は撮影NGが多いです。貴重な展示物や上映は見応えがあり、松本清張の雰囲気に飲まれました。
小倉出身の作家であるとは知らなかったのですが、前半生は戦中戦後を経て生活を生き抜き、40歳過ぎてから作家として活躍される軌跡がわかります。
不可解な歴史的な事件を、作家目線で推理し真相を探求し、黒く暗い時代を小説に描いておられる名作が多いです。
印象に残ったインタビュー映像で、「底辺から上を見上げて・・・なんでも疑ってみる」ことから真相を見抜いていくお話をされていました。
お住まいのあった杉並の家の書斎の復元には、個性的な作品群の生みの家、という風格が感じられました。
松本清張記念館から、徒歩5分ほどで小倉城です。
1866年に炎上しており、1959年(昭和34年)に再建、さらに2019年(平成31年)に全面改装されており・・・内部はなかなかのハイテク展示城となっています。
パンフレットによれば「エンターテイメント・城ミュージアム」・・・まさに言葉の通りでした。
隣接する「小倉城庭園」
ビル群や市内の景色が見えるので、東京で言うと浜離宮恩寵庭園や芝離宮恩寵庭園の印象です。
庭園の規模は15分程度でのんびり散策できます。夕方で閉まっていましたが、立派なお茶室があります。
小倉城庭園にほぼ隣接する「八坂神社」
小倉のパワースポットと思われます。
4時間余りで、駅近の小倉名所を堪能し、枝光駅に戻りました。
先のアクティブリゾーツ八幡ホテルの目の前は、かつてのテーマパーク「スペースワールド」。
(東京でいうなら、豊島園のイメージでしょうか)
惜しまれつつ2018年の元旦に閉園し、その跡地は、北九州アウトレットモールになっていました。
後楽園ドーム3個分、駐車場4500台分の規模でだだ広そうです。少しだけ足を踏み入れ、八幡のローカルフードを求めて・・・
なかなか地元で愛されているそうな「ママの餃子」で餃子をテイクアウト。
有名人の方々のサイン色紙が多数ありました。皮が薄く、野菜と肉のバランスよく、あっさりパクパク食べてしまいますね。
アクティブリゾーツ八幡ホテルには、温泉もあり、サウナ水風呂もあり。
猛暑の中、旅先あるあるで歩き回りましたので、大きな温泉風呂は助かりました。
翌朝は、これまた最近のビジネスホテルにはない、広々バイキング形式で朝食をいただきました。
福岡といえば、明太子。海が近いせいか、鯖、ニシン、鮭、さらに、ご当地ならではの漬けや調理の数々が用意されていました。
朝食のパワフードは、イベント・フェアには不可欠です。
ということで、
冒頭のフェア開催に戻りました。
フェアを含め、約36時間の足跡でした。