November 2022
こんにちは。志麻の 今月のメッセージ です。
メッセージは、文字と音声でお届けしています。音声でお聞きくださるときは、音声バーの再生ボタンをクリックなさってください。
今月も意識系の話をお伝えしたいと思います。
意識か、無意識か、というのもバイポーラかもしれませんが、このように2つに対極、両極的に分けて表す電気信号をバイポーラといいます。
北極と南極は対極ですし、考え方などを二極分化することも、バイポーラの性質です。
精神的な双極性障害(病名です)は、活動的になる躁状態と、気分が落ち込む鬱状態を繰り返す症状です。
誰しも、あるいは、いろいろな物事には、バイポーラになる局面はありますが、それが極度に行ったり、来たりを繰りかえすと、とても辛いものです。
単純な構造の二極化は、点や直線が、三次元の空間に含まれるように、私たちの意識の土台に埋め込まれています。
自然界においては、二極化があるにしても、多面的な状況のひとつとして働いています。
しかし、人為的に人間の意識がバイポーラに入り込みと、どちらかに極端に偏り、それを繰り返すことで、バイポーラ特有の構造のなかで生きることになります。
それは、結局、どちらに偏っても、バイポーラの構造だけをフォーカスする意識にとっては、常に辛さや苦しさがあります。
ほんの一時的に、片側の極に身を置いたときは解放されても、すぐ、また新しい対極が作動し始めます。
私見ですが、人が悩む本質には、このバイポーラの枠がはめ込まれているように感じます。
悩みを解決したり、問題を解消したいという片側の極面に向かおうとするのは、理にかなっているように思われます。
問題や悩みを放置して、そのまま苦しんでいるより、全然賢明です。
しかし、解決することが如何ようにも難しい問題や、一難去ってまた次の問題が起こるなどの連鎖パターンがある方の場合は、このバイポーラ構造から、次の次元へシフトする必要があります。
次元という解釈も、ある意味、ひとつの枠にはなりますが、バイポーラの力を緩めるには役に立つので、今回も絡めます。
いわゆる物質構造が成立する3次元では、バイポーラは力強い柱です。
勝つか負けるか。上か下か、多いか少ないか・・・ざっくり対義語になっています。
そして、そのシンプルで、一般的な意味にはめ込みます。
私も、近年、5次元瞑想シリーズのオーディオセラピーや、次元を高める、広げるようなエネルギーワークを展開していますが、これも、3次元は下で、5次元が上だという、単純に上下や優劣で解釈をしてしまうと、バイポーラになります。
あるいは、ラベリングといって、固定観念になります。
結局、バイポーラの成立する3次元から5次元を想像しているようなものです。
たとえば、VR体験で例えるなら、VRゴーグルを装着しているときは5次元意識のプログラムを楽しめるのですが、その装着を外したら、身体のあるところはふだんどおりです。
まぁ、暫くゴーグルで見た世界の残像でふらふらっとするかもしれません。
このような移行するプロセスは、意識や心のなか、それこそバーチャル空間の世界を開発しているテクノロジーやメカニズムにも当てはまります。
だいたい、その次元の渦中に存在しながら、上の次元構造のことは想像はできても、分かり得ません。
いや、想像さえつかないか、意味がわかるような、わからないような、という認識になると思います。
すでに、私たちの周りには、どんどん5次元のサービスや商品などが広まっていますので、その少し先を意識は進化しているものです。
もしかすると、すでにそれをどこかで認識したり、学んで理解している方もいらっしゃるかもしれませんね。
まずは、二極性のバイポーラ構造から、第3の発想、2つ以上の役割、目的、意味を見つけてみることです。そうすることで、二極は、絶対的でないことがわかります。
みなさんの世代だと、おそらく、勝ち組、負け組といった人生の組み分けは聞いたことがあると思います。今も、ゲームや、試合のあるスポーツにも勝ち負けや点数がついています。
まさか、この勝ち組、負け組という分類だけで、人生や、ゲームや試合の世界が終わるとは思っていないはずですが・・・本当に終わってしまうと錯覚させるほどのパワーがバイポーラです。
最近では、負けた方のパフォーマンスが感動的で拍手をうけたり、勝ち負けの相手同士が讃えあうような、自由な意識に進化し、勝ち負けの枠をうまく使っている兆しもあります。
人間ベースで例えると、
3次元には、この人生という過去―未来、生死という肉体ベースのラインが主体です。
4次元には時間が意味を持ち、今を生きながら、過去や未来を見に行くことができます。
5次元には、複数の人生を同期したり、ほかの並行人生も、3次元で言うところの人生と同価として認識します。
他人との関わりにも、我が身のことと共鳴したり、離れることが自由です。
さて、6次元以降では、これらの構造がわかりますので、3次元のようなフィックスしたなかに、5次元の展開をすぐに見つけられます。
敵と味方のような戦いの世界においては、お互いの相通ずる仲間のエネルギーがあるとわかります。
バイポーラ、二極性のものは、まさにコインの裏表であり、同じものをひっくり返している構造です。
人が悩み困るときは、そこには本当のアンサーがあるからなのでしょう。
今月も、意識体系を探るようなアクティベーションやメタライフ講座を進めていきます。
悩み困るのではなく、ご自分の意識開拓をしてみたいというタイミングの方には、なかなか興味深い内容です。
そういうものだ、と思い込んでいる自分の性分、考え方、行動パターンなどに、あれ?と思ったら、おそらく、そこにヒットする手法だと思います。
そういう方は、ぜひチェックしてみてください!