久々のマラソンネタです!
3月14日(日)例年人気の名古屋ウィメンズマラソン 完走してまいりました!
世界最大の女子マラソンとして世界ギネス記録に認定されている、ラン女子にはおそらく?絶大に人気ある大会です。
フィニッシュ後にタキシード隊がひとりひとりにティファニーの完走記念ペンダントを渡してくれる、という趣向もこの大会の目惹きですね。
イケメンを揃えているようで(笑)毎年ここに応募し選考を突破した方々が颯爽と迎えてくれますよ。〈おもてなしタキシード隊〉の足元は….スポンサーのNewBalanceシューズです。
ここからツラツラと書かせていただくので、走っている方、「今年はジョギングしようかな」なんて皆さまは、引続きお読みください。
コロナ禍のご時世で、リアルに開催されるのか?数週間前まで協議されていたことでしょう。
昨年秋の募集の段階で11,000人に絞られた抽選エントリーでしたが(例年は20,000人以上)2月に入ってからリモート参加を募り、6,000人がリモートへ移行(ある一定期間内に自分で42.195kmを走り、記録データを提出することで完走になります)、リアル大会参加者はエリートランナー含め5,000人規模になりました。
周りのラン友さんたちも、お仕事等の都合や移動を懸念し、リモートに切り替えた人が多かったです。
一方、大会中止になれば自動的に全員リモートランナーに移行するわけで、流れを任せよう!というラン友もいます。私もこの1年間、さまざまな開催中止に慣れてしまい、また自分で決める労力も面倒であり、自然に任せました。
大会スポンサーが大きく、またテレビ中継が入ること、愛知県は緊急事態宣言解除になり、屋外の5000人規模が開催実現になったのでしょう。
開催の1週間前から、ランナーは体調と検温記録をネットで送付します。
ゼッケンなどを受け取るシステムで、前日受付のためナゴヤドームへ。ここでも、大勢のボランティアさん、運営スタッフさんが、人の移動が密にならないよう、消毒や検温セクション、手荷物検査に誘動しながら、丁寧に対応してくださいました。
例年は、ドーム内で開催されるEXPOには多数のショップや出展、飲食ブースがあり、ランナーだけでなく家族や外部からの人々で大変賑わっています。
今年は・・・来場者はまばらでありました。
マラソンコース最後はドームの中まで走り、フィニッシュゴールになります。こういうレースは他にはないかもしれませんね。
全体色合いは、毎年、柔らかいテイストのテーマカラーで装飾されています。
受付でいただいた参加賞。メーカーさんからの粗品かずかず。
ふだんは前泊であくせく名古屋入りしますが、今年は名古屋城や近場の市内観光をと思い、金曜に現地入り。
金のシャチホコが名古屋城から16年ぶりに地上へ降臨!したそうです。(一般展示は3/21〜)
名古屋に行ってくると言うと、「名古屋めし食べた?」「着いたらモーニング食べないとね」などと言われますね。
いつも食べる時間があまりないのですが、今回は名古屋めしにも気合いを入れてみました。そして、味噌ざんまいでした。
ちなみに、ふだんから我が家は薄味のせいか・・・若干、喉が味噌ヤケしました(笑)
そんなことがあるのかわかりませんが、喉がひりひりし、龍角散のトローチとホテルの加湿器全開で、なんとか一晩で回復。
確かに、ひつまぶしから始まり、味噌カツ、味噌海老フライ、鍋焼き味噌うどん・・・素材に下味がしっかり目についてからの、味噌がけですから(笑)
水をかなり飲みました。
大会の前日、当日は、大会に参加するラン友さんたちとのLINEが多くなります。そこで、観光やグルメ情報が飛んできますので、さらにご当地巡りが増えます。
前夕は名古屋コーチンの親子丼を早めにいただき、9時就寝。
翌朝は5時に起床。まだ外は暗いですね。
東京より名古屋は10分ほど日の出が遅いのです。見下ろすと、静かな名古屋駅、新幹線も始発前です。
さくっと支度をし、お餅やカステラ、その他恒例の大会当日朝メシで出発。
名古屋駅からそれらしい服装の人たちをフォローしていけば、会場まで到着します。
同日は、「名古屋シティマラソン」(ハーフ)も開催されますので、メンズランナー多数参加のようです。
この日、名古屋市中を人人が走っていることになります。
ナゴヤドーム駅から誘動アナウンスに従って、すぐに「検温ゲート」
女子だけなので、基本、どこでも着替えられます(笑)定期的に「お互いの間隔を取って着替えや準備をしてください」のマイクアナウンスあり。
幸いお天気は快晴。しかし、風速5mほどの冷風。
手荷物を預けるのも、例年の1/4となれば、スムーズ。スタートまでビニールを着ているランナーが多いです。
スタートともに激走していくエリート選手たちは、さすがにアップしていますね。
開会式では大黒摩季さんが国家独唱をされました。ロックな感じでパワフルです!
広いドームの駐車場に、タイムごとに区分けされた選手・ランナーたちが並びます。
といっても、今回はソーシャルディスタンスでお互い1m近く離れていますので、風避けがありません。
すみやかな青空と、爽やかな空気・・・でも寒い。足先や体の部分的にホットジェルを塗っておいてよかったです。
見上げると、中継(東海テレビ、新聞社などか)のヘリコプターが低空飛行していました。
服部龍馬選手の映像メッセージが流れたり、オフィシャルチャレンジランナーで一緒に走られるたんぽぽの川村エミコさんが、待ち時間をさらに明るくしてくれました。
9:10分からウェーブスタート。
AからLまでブロック分けされ、私のEブロックがスタートラインを切るまで2分少々。
例年だと5分はかかります。走り出しの混雑はなく、足などがぶつかり転倒するようなリスクはありませんでした。
道順はわかりやすいので、コースはだいたい把握しています。オフィシャルコースマップはこちら。
スマホを持たずに走りましたので、撮影はなしですが、名古屋在住やお近くの方には、おなじみの景観かと思います。
終始風が吹き・・・とてもスピードが早いランナーにはかなりハンディになりますね。
自分7kmあたりで、折り返しを独走&爆走してくる松田瑞生選手とあっという間にすれ違いました。ワイルドでとても力強い走りは、さすが市民ランナーと別格(笑)。すこし間隔が開いてから、第2グループと思しきエリートが駆け抜けていきました。
通常の大型レースではランナーのだんごになりますが、そのストレスは皆無でした。
意外に名古屋の方々が路上で手拍子や鳴り物で応援してくださっていて驚きでした。大きな声をだしての応援がNGのなか、さりげなく力づけてもらえました。
ここからは自分の反省会ですが、今回、マラソンでは初おろしのシューズを履いてしまい、これが12km以降から左足先の激痛になりました。振り返ると、新シューズは10km程度で一度は止まるなり、ペースを落とすポイント練習に履いていました。一気に走ると痛むとは思いませんでした。
この痛みは、怪我や攣れるようなものではなく、足裏を強烈に刺激する青竹グッズを踏んでいるような・・・(涙)
なるべく踵着地にして、ごまかしながら。
そして、ふっと思い出したのは、万一に備えてポーチに入れておいたロキソニン錠でした。2年前に大会を走ったときに歯痛になり(当時治療中だったか)その経験から、腹痛や何かの痛みのために備えていました。
もうここはロキソニンでドーピングしなければ完走はムリ〜(苦笑)
給水ポイントで1錠摂ると、1kmも走らないうちに、痛みが和らいでいきました。
その後、33km過ぎで、再び痛みにおそわれ〜こんな立て続けに飲むのは服用方法に反していますが、距離は経過しているわけで・・・妙な理屈をつけて、ロキソニン神を服用。
しかも、今度のエイドでは、キンキンに冷えたレッドブルで飲み込みました。
残りの10km弱は、何も考えず、ただ前進。ちょうどよい感じのペースとフォームで走っているランナーさんに、さりげなく後ろからついていき、フィニッシュのゴール付近まで導いてもらいました。
引っ張ってもらえると、本当に楽です。ありがとう〜
ドームが近づくと、静かながら応援の人たちが見えてきます。恒例のABBAのダンシングクイーン♪の音楽が聞こえてきます。ドームの敷地に入ってから、毎度、なぜか外周をぐるっと走り、一瞬ドーム内の暗い動線を通過して、鮮やかに赤いフィニッシュラインまで爆走でした。
すぐさま、タキシード隊は、にこやかに消毒スプレーを手に吹きかけ、個包装のマスクを手渡し、恒例のティファニーブルーの袋を渡してくれました。
百合のデザイン、裏面(表?)は10周年を象っています。
その後は、完走Tシャツもろもろを、ボランティアさんが流れ作業的に渡してくれます。
重いけれど、スポドリや水を次々に受け取り、例年であればそこでスマホを取り出し撮影に賑わいますが、今回は、さっさと荷物受け取りへ向かいます。
激痛問題は、痛み止めがまだ効いてくれているのかもしれませんが、痛みの特性として、シューズを脱いだ以降はまったく痛みませんでした。
後からの調べでは、カーボンシューズのカーボンによる痛みのようでした。
同じく大会に出ていたラン友さんたちも無事完走!制限時間が7時間と長いので、完走率はとても高いことで有名。
・・・そのまま帰路の新幹線へ。
窓際の富士山側(D席だったか)を確保し、運良く美しい富士山も!
この1年ほぼ大会は全滅でしたので、中止になった大会の返金分で送付されたクオカードがかなり集まりました。
このタイミングで愉しく走らせてもらえたのは、ありがたいに尽きます!今後のスポーツイベントなどの良い前例になるのでは、と滞りなく素晴らしい運営にとても感心しました。毎度ながら大勢のボランティアの方々には感謝しかないです!
ありがとう〜名古屋ウィメンズ2021!
※6日後に、万一、名古屋ウィメンズが中止でも・・・とエントリーしていた東京チャレンジマラソンも開催。体力・体調によってはDNSを検討しましたが、今度はシューズを履き慣れたアディゼロジャパンにして(笑)
赤羽近い荒川の土手コースにしては無風で曇りとお天気は絶好に恵まれ、知り合いも多いプチ大会でしたので、楽しく完走してきました。
しかも、名古屋ウィメンズより13分35秒速かったとは!シューズ、装備は本当に大事ですね。
大会運営はアットホームでコロナ対策もバッチリでした。
ではでは、しばらく、休足いたしまーす!