3月3日(日)東京マラソンを走らせていただきました。昨年から、東京マラソンは仮装ランナーの枠(そんなエントリー枠はない)で走っています。
絶好のお天気で申し分のないRun日和。
来年のパリオリンピック日本代表選手最後の一枠をかけたMGCの選考大会ということで、テレビ中継番組が入っていました。
現役レジェンドなキプチョゲさんやハッサンさん、他にもまるで世界選手権のような顔ぶれの招待選手が走るとあって、大会自体、異様に熱かったです。
私は、この一年大して練習していないという言い訳から、ファンラン♪に徹しました。
沿道の応援は約100万人*というだけあって、42.195kmは熱狂していました。
*(2023年94万人)
私のペースでは、ちょうど日本橋、茅場町交差点あたりで、テレビ中継車に先導される海外選手、日本人トップ選手と行き交いました。
おそらく?ケニア勢のキプルト選手、キプラガト選手が、爆速でコーナーを曲がっていき、程なく、キプチョゲ選手・・・少し間があり、服部竜馬選手、細谷選手、鈴木健吾選手などの緊張感ある疾走を目撃しました。
ストライドが広くピッチが高速安定しているせいなのか?映像などで見るより実際はとても長足に見えますね。
沿道応援団だけでなく市民ランナーも、つい撮影したり、競技場レベルの声援で応援していました。
コロナ禍後の昨年2023年に比べて、すっかり元に戻ったか、それ以上の賑わいであったのと、制約のあった頃の運営がひきつかがれているのか、スムーズで安全、清潔な印象でした。
スポンサーの東京メトロの地図上には、都営大江戸線の「都庁前」の記載がありません(^^;
そのため多くの方は新宿駅で降りてスタート地点に向うようです。
「都庁前」駅からは、地下道をとおり、案内の表示に進むと自分のスタートのゾーンエリアに到着します。最寄りの路線によっては、非常におすすめです。
恒例、荷物チェック。ペットボトルはゲート以降持ち込み禁止。
私と、同じ駅から参加するラン友さんは、スマホと必要なエイドをプラ袋に入れて、荷物預けをせずスタートに向かいました。
都庁と新宿中央公園を囲む四方の広い公道に、それぞれのゾーンを設けています。
画像の奥、建物の下までずらりとランナーが並んでいます。38,000人の規模に納得。
先頭がスタートして、ざっと7分経過後、私たちのゾーンは走りだすことができました。
ちなみに、寒い朝のため、不要な衣類や100均のカッパを会場まで着てきて、このスタート前の古着回収ボックスに捨てることができます。
するとリサイクルのペットボトルなどに再利用されるとか。おかげで昨年のような衣類の散乱はほぼありませんでしたね。
世界の見本になる大会を目指しているのでしょうか(^^)
給水はスポドリとお水が5km以降は、2km間隔に置かれ、ここでも使用済みの紙コップは丁寧にゴミと分別して回収していました。
東京マラソンは「シックス・メジャー」(世界主要6大会)のひとつであるため、本当に各国さまざまな地域から参加しているようです。
実際、走っている途中、門前仲町あたりで、モロッコのランナーさんと一緒に写真を撮りました・・・キティちゃんのほう・・・笑
スカイツリーのポイントで、キティちゃんの応援に対応していたところ、練習会でよく会うラン友さんが「あら、仮装?」と見つけてくれました。目立つのも大事(笑)
すでに5つ大会を走破し、6つ目の東京マラソンに来日しているランナーを度々見つけました(専用のゼッケンをつけている)。
浅草雷門、スカイツリー、東京タワー、増上寺、銀座中央通など、走りやすく東京らしいポイントを推しているコースですね。
ときどき、大きな脇道に目をやると、大きな警察車両数台で車道を封鎖しており交通を遮断しているのがわかります。ランナーや関係者以外は、交通不便な数時間ですね(^^;
とくに銀座で休日ショッピングの方々は、1km近く道を横断できず、歩行者、自転車は迂回しなければなりません。
その銀座から、日比谷通りを抜けて田町手前を折り返し、ゴールまでまだ10kmほどあります。
和光前のSEIKOも、大会スポンサーです。
見慣れた景色なだけに、どれだけの距離かもわかるので、気持ちが切れないよう頑張ります(昭和風)。
最後の1km少々は、丸の内仲通りの石畳を、少々凸凹につまづかないよう気をつけながら、東京駅前の行幸通りに入ります。
ここで、久しぶりな友人を発見!疲れていても、知っている人は識別できるようです。
無事フィニッシュ!
ペースやタイムを気にしながら走るのは、それだけでかなりスタミナを消耗するように感じます。
ストイックに結果を出すことで達成感や力を得られるし、一方で、お気楽ランは、走れることの楽しさや感謝、多くの人たちとの繋がりを発見します。
走り終えて着せてもらうポンチョは、ネル生地でこのまま帰宅するには便利。
皇居前、二重橋広場あたりには、ポップアップのショップやキッチンカーが並んでまったりできます。平和になったものです(^^)
今年の完走メダルは裏面に点字が入っていました。
近年のメダルと比べて、初試みでしょうか。ブラインドランナー&伴走ランナーをときどきお見かけしました。
翌日は筋肉痛祭りと化していますが、
全方位からの応援は圧巻!ありがとう、東京マラソン2024!
(大会を支えてくださる大勢のボランティアスタッフさんにも感謝いっぱいです)