7月24日(金)、今年も富士登山競走の5合目コースを走らせていただきました!
正確には、半分ほどは急坂と登山道を「パワーウォーク」と称して歩いていました。
伝統と歴史のあるこの大会には、例年、山頂コースに約2,000人、5合目コースに1,767人が出走します。今年は5合目コースだけでも1,800人以上がエントリーしたようです。
海外からの参加者も多く、日本語とイケボな英語のアナウンスが響き渡り、富士の麓にありて異国の大会に来たような雰囲気がありました。
第79回ということで、大会運営スタッフ、ボランティアの皆様はベテランならではの安心感があります。常連のランナーさんも多い大会です(特に山頂コース)。
私は前日の昼頃に東京駅から高速バスに乗り、河口湖付近のホテルに宿泊しました。ホテルから会場への大会送迎バスで7時25分頃にスタート地点に到着。

賑わっていますね。富士山が見えるはずですが、雲の中にお隠れです。
厳しい日差しが予想されていたので、日差しを遮ってくれているようにも感じました。
今年は、ボランティアさんの人数を増やしたそうです。特に学生ボランティアのみなさんがとても熱心で、預け荷物を積極的に受け取りに来てくれました。

山頂コースのランナーは、すでに朝7時に出発しています。
5合目コースは8時過ぎから開会式。富士吉田市役所前のスタート地点に並びます。ここで標高は約770メートルです。

富士吉田市の堀内市長から、激励のご挨拶がありました。
熱中症や体調不良、高山病に関する注意のほか、熊の出没情報を受け、前日から猟友会のみなさんが周辺を警戒し、爆竹音なども使って「くまなく」安全対策を行ったという、具体的なお話もありました。(熊なく、で拍手が起こりました)
救護スタッフや大会全体のボランティアを例年より増員し、今年から救護ランナー(スイーパー)も導入して臨んでいるとのこと。ありがたい限りです。

消防署の救護スタッフを代表する方による、恒例の「エイ・エイ・オー」の掛け声。

朝8時半、いよいよスタートです。
少し緊張しながらも、ワクワクします。
スタート直後の数百メートルは平地ですが、左へ曲がると、そこからは富士山に向かって、ひたすら登りの道が続きます。
地元のみなさんや沿道からの声援で、周囲はかなり賑やかです。足を前へ運べるかどうかは、応援の声でずいぶん違うものですね。斜度が厳しくなるほど、しばし活力になりました。
市役所から約3.4kmの北口本宮冨士浅間神社で、最初の給水。体感温度急上昇で、腕や首にもかけました。
そこから次の中の茶屋(スタート地点から約6〜6.5km)まで、脚をつなごう!
見た目にはそれほど急坂ではないのですが、腰のあたりにずっしりと重力を感じます。振り返ると結構上がっています。
きれいな舗装道路が終わりにさしかかると、急に「中の茶屋」のエイドステーションが現れました。

中の茶屋の給水では、水、ポカリスエット、レモンを補給しました。
さらに、頭からかけ水をもらって生き返ります。
夏場は、汗の塩で顔がヒリヒリすることがあります。途中で一度流せるのは、とてもありがたい。

冷凍のブルーベリーもいただきます!

森の木陰道に入ると、少し気温が下がります。
斜度がさらに増して、歩き始める人が増えてきました。
次のポイント「馬返し」までは、約3.6〜3.8km。

ガチ勢ランナーたちは、ここもほとんど立ち止まらないのでしょうが。
ここは体力と安全を考慮し、しっかり補給します!

ボランティアさんに、手持ちのフラスクにも冷たい水を注いでいただきました。

15kmのコース上に給水所は3箇所あるのですが、ハードコースにつき水分の携帯は必須だと思います。

ちなみに、この地点にある茶店「大文司屋」さんは、江戸時代から続き、一時閉店したものの、その後再開されたそうです。こちらのドリップコーヒーは美味しいのですが、今日は飲んで行けないので、補給ゼリーのコーヒー味で、カフェインを摂取しました。
ここで大会スタッフの方が、参加者名簿を見ながら、選手の名前で応援してくださいました(北オホーツク100kmマラソンを彷彿とさせます…. 2023年で大会は終了)。

フォトスポット

写真を撮ってもらう名目で、しばし脚を休める。
馬返しから、いよいよ本格的な山道に入ります。
ここからは5合目ゴールの「佐藤小屋」をめざして、約5kmの山道を標高2,305メートルまで登っていきます。

上から走って下りてくるトレイルランナーや応援ランナーさんたちも意外に多く、「ナイスラン!」「がんばってくださーい!」の掛け声から元気をもらいました。
標高が上がるにつれて、脚が攣って座り込んだり、脚を押さえながら、攣りが治まるのを待っているランナーが増えてきます。そうした人を見かけた場合は「大丈夫ですか」と声をかけつつも、先へ進みながら、コース上にいる救護スタッフさんに知らせます。
私も2回ほど攣る直前の兆しを感じたときは、呼吸を送り込んでなんとか凌ぎました。

「五合目まであと2km」の表示が出てからも、まだ先はあるといえば、ありました。
最後の給水では、ボーイスカウトの子どもたちが水とバナナを用意してくれていました。
おそらく時間内には完走できるだろうという気持ちと、「もうゴールは近いよ!」という応援の声に背中を押されながら……。
佐藤小屋のゴールに到着しました!

Tシャツもランニングパンツも、脱水していない洗濯物のように、汗を吸って重たくなっています。幸い、5合目は汗冷えしない気温でした。

フィニッシュ地点から、富士スバルライン5合目までは、何気に20分ほど歩きます。
途中、自衛隊の給水車から水をいただき、

アミノバイタルのゴールドも受け取りました。

そろそろ山頂コースを完走した猛者たちが、少しずつ5合目へ下りてきます。

緑色の袋は、5合目で受け取るために預けておいた荷物です。取り急ぎの着替えやサンダルを入れてます。
女子ランナーには、5合目の雲上閣というレストハウスに、着替え場所が用意されています。着替えを済ませ、5合目から送迎バスに40分ほど乗って、富士北麓公園の競技場へ戻ります。

今年の大会パネルの前で記念撮影。
ご当地フードや富士山の水を購入し、エコバッグもいただきました。
昨年走り終えたときには、「来年もまた走ろう」とは思っていなかったのです。
しかし、富士山好きにとっては、中毒性のある大会なのだとわかりました(笑)。
なにより私にとっては、富士登山競走に挑戦することによって、自分のなかに変化が起こること、その価値がとてもありがたいと感じます。
第79回富士登山競走。
今年もありがとうございました!
※ 結局、雲の中の富士山の全景は一度も観ることがなく、前泊した東横INNに飾られた紅富士のファブリックアートを画像に使わせてもらいました。
【番外編】
前泊したホテルから徒歩5分ほどのところに、「山梨宝石博物館」がありました。大会前日にお散歩がてら訪問。数日前にクライアントさんの下半期リーディングのとき「山梨に宝石の博物館があるらしい」という会話が出たばかりでした。偶然に因果関係を絡めるのもスピリチュアルか(爆)

館内はとても空気が澄んでいるように感じました。

それほど詳しくはありませんが、クリスタル(鉱物)は確かに氣を整え、高速バスの旅の体感的な疲れを取ってくれると感じました。美しく、観やすい展示です。
インスタでプチ紹介:https://www.instagram.com/p/DbNaXIFxmI1/





















