昨今、ストーカーが人身に及ぶ事件が取り上げられることは急増していますが、執拗につきまとう行為は以前から存在しています。 (今回のコラムでは、狩猟的に対象を決めて追いかけるようなケースは除きます。) どのように危害が及ぶかによって被害者と加害者が明確に分かれるものですが、行為としては未遂であっ…
ある時期、どうしても我慢せざるを得ない状況に置かれたことはありますか。 実際に「真に我慢が必要だったか」はさておき、自分の経験や他人の様子を見ていると、抵抗したり、解決策を模索したり、人に助けを求めたりした結果、結局は我慢するほかなく、状況を受け入れるしかなかった──そんなエピソードは珍しくあ…
ピーナッツギャラリーという英語表現があります。 くだらない批評や批判をする人たちを指す俗語であり、英ナビによれば、「パフォーマンスに不快感を示し、ステージにピーナッツを投げつける無教育な観客」を由来としているそうです。 転じて、劇場の2階さじき最後部の安い席や、つまらない批判の出処を意味…
昨今、常に何かしらの不安を抱えている方が増えているようです。 その不安が激しく行動や言動に表れるなら、不安症などの治療が必要になることもあるでしょう。 しかし、実際には、朝目覚めたときや就寝前、ふとした瞬間に不安を感じたり、いつも軽度の不安を抱え、消極的な生き方をしている自分をさらに不安に思…
「人を舐(な)めた態度」という表現があります。 相手から舐めたような態度を取られたら、多くの人は不愉快な気分になるでしょう。 人を軽く見たような、小馬鹿にしたような言動のことを指しますね。 意味の近いものとして、「見下す、軽視する、侮る、たかをくくる」などがあります(Webliio辞書…
お節介焼きは、ポジティブに言えば、よく人のことを観察していてボランティア精神に溢れている、と言えそうです。 おおかたは、他人のことに不必要に立ち入り、世話を焼いて煩わしいと思われますね。 結構昔からある言葉に感じますが、今でもときどきお節介焼きに関係する態度や心情は、ご相談の垣間に見られ…