イヤーリーディングのなかで、「次元上昇のテーマと可能性」をリーディングするセクションがあります。
ここは、2022年の毎月の物質的および精神的な次元上昇について扱います。
もっとも、時間があってないようなところに可能性の画像がありますので、時期に関しては曖昧です。逆にいえば、気づいたときに活かせるヒントネタともいえますので、適宜みなさまには「情報」としてご活用いただいています。
次元上昇すると、何がお得なのかしら?
そんなふうにお考えになる方も多いでしょう。
上がれば良さそう!というノリの方も少なからずですが(笑)
上がることで異なる世界(観)になり、まずは「個」の人生として多様性を帯びます。また社会、世界、宇宙との関わりは広がり、より豊かになります。
ただし、この豊かさは、次元上昇前に想定していたものと必ずしも同じではありません。
ソコに至ってみて初めてわかり、それで宜しいものです。
Sさんの、とある月の物質的なテーマと精神的なテーマの次元上昇について拝見すると、
「明るい夢を思い描きながらそれがなかなか叶わないことで暗い気持ちになり、一方では、暗い現実に存在するからこそ明るい夢を描くことができる」といった内情が出てきました。
内情の箱のような空間から出てこれず、また箱の中にいて外に広がりゆく何かにも触れていない状態です。
この様相をリーディングするには、出てきたリーディング情報の波動を上げます。
すると、わかりやすく言語化されて、
長らくSさんは「コミットをせずに、欲求を満たそうとしている」といったことが読んでとれました。
「こうなりたい」「○○○できたらいいのに」という欲求を満たそうとしながら、「こうしたい、しかし、今は無理・・・」と実はコミットしきれていないところに生きているようです。
次元上昇することで、このことに気づくポイントがあります。
上昇地点より低いところでは、「概ね、欲求(望み)は簡単には叶わない」「欲求を叶えることが目的」などの前提があります。
さらには、この欲求は、一時的なもので、その欲求が手に入ると、ほどなくして次の欲求を欲します。
馬を走らせる人参のように、前進する牽引力になりますが、この次元の欲求は完全に満たされることはそもそもない、という類です。
食べてもおなかがすく、水を飲んでもしばらくすれば喉が渇くように。
Sさん「これ、最近自分でもふっと思い当たることがありました。別に大きな夢とかではないんですが、漠然と、こうしたい、こうなればいいのにといつも考え続けていて、そのわりにちゃんとそのためになることをやれていない。いや、やってはいるんですけど、ツメがあまく、キョロキョロしながら欲求から逃げてるんです」
まさに、コミットというのは、決意、本気になる、という意味のほかに、「ちゃんと向き合う」というニュアンスが強くあります。
何かを成すとき、それが夢や目標のようなスケールに限らず、「今日これをやろう」とか「仕事を仕上げる」「掃除をする」などの日常ベースでも基本的には同じです。
時には、病気の治療、健康やダイエット、お金の管理、人生のループ的な課題にも該当します。
コミットするとは、それが望んでいない悪い範疇にあるものであれ、まずそのまま「ちゃんと向き合う」態度や姿勢です。
欲求を満たすことに専心し、結果ありきな姿勢とは根本的に異なります。
コミットすると、ある意味、どんな結果であれ、納得し悔いはありません。
そして、魂の成長の観点からは、「欲求を満たそう」と頑張り、ある欲求のゴールを満たし達成するフェーズから次のフェーズに移行するのが後者です。
人生には、一生懸命に欲求を満たそうとがんばったけれどどうにもならず、そんな状態に「ちゃんと向き合い」(向き合わざるを得ない)受け入れたときにシフトするケースもあるものです。
頭や口では、「やろう」「願おう」としていながら、コミットスイッチがはいっておらず、その気になれないからやらない期間が長引き、「ちゃんと向き合う」という意味を見失い続けることがあります。
そんなとき、欲求を叶えてくれそうなノウハウ、テクニック、コミットしていない段階でのトレーニングや修行、願掛け、開運儀式・・・などにハマりますと、結構な遠回りですね。
でも、それらも、コミットの目が醒めたときには、貴重な教訓になるでしょう。
Sさん「ここぞというものはコミットするほうが楽しくなりますよね。ブレないというか。でも、ちゃんとコミットしないのも自分らしいので、テキトーがいい感じのものはそうします(笑)」
2022年に向け、おあとがよろしいようで・・・