昨今、ストーカーが人身に及ぶ事件が取り上げられることが増えていますが、執拗につきまとう行為は以前から存在しています。 (今回のコラムでは、狩猟的に対象を決めて追いかけるようなケースは除きます。) どのように危害が及ぶかによって被害者と加害者が明確に分かれるものですが、行為としては未遂であって…
「何か有益なことをやるのはよいことだ」という通念が強いと、何もしないことが悪いように感じられることがあります。 無関心、怠惰、無策と見なされるのでは、と不安になるのかもしれません。 人の価値を「何をしているか」で測る傾向が、現代社会には根強くあります。 とくに、身近な人よりも漠然と…
ある時期、どうしても我慢せざるを得ない状況に置かれたことはありますか。 実際に「真に我慢が必要だったか」はさておき、自分の経験や他人の様子を見ていると、抵抗したり、解決策を模索したり、人に助けを求めたりした結果、結局は我慢するほかなく、状況を受け入れるしかなかった──そんなエピソードは珍しくあ…
August 2025 こんにちは。志麻の 今月のメッセージ です。 メッセージは、文字と音声でお届けしています。音声でお聞きくださるときは、音声バーの再生ボタンをクリックなさってください。 ※ [ 5:50 頃 ] 〈神格化された「おそれ」〉誘導ワーク♪ [audio mp…
「人付き合いが苦手」「人と関わるのは煩わしい」「人間関係が面倒」──こうした思いを抱く方の多くが、その理由に「疲れるから」と挙げます。 この「疲れる」という感覚は曖昧ではありますが、ストレスを受けたり、面倒な事態に巻き込まれた結果の“心身の消耗”といえるでしょう。 とはいえ、そのような方…
「質の良いものを望んでいるけれど、自分にはそれに見合う価値がないのではないか」と考えるクライアントさんは少なくありません。 これは単なる謙遜ではなく、知らず知らずのうちに自己評価が下がり、「自信を持つほどの質ではない」と思い込んでしまっているようです。 感じ方の問題だけでなく、実際に能力…